聖夜にて 25日

さて、「クリスマス」の今夜・・・ペギンハウスではある特別なプログラムでのライブが開かれた それは何か?・・・ じつは今日出演したシンガーたちはほぼ全員「俳句」をやっている それも前マスターの亜郎が主宰する俳句の会の会員なのだ そういうわけでいつもの通常のブッキングとはまた一味違った緊張感が溢れるライブになった では今日25日(水)のライブレポートを

最初の演奏者は山田宏樹 割とこの俳句サークルの中では新顔の彼なのだが、彼のオリジナル曲の「詩」の世界に注目した亜郎が彼を誘い、最近ではめきめきとその腕を上げているらしい とにかく彼の繊細でジェントリーで憂いのある言葉の世界は俳句でもその実力を発揮しているそうだ 今日はいつもとは違うMARTINのアコギを抱えて出演 歌よりも一句読んだ俳句のときに彼の緊張感がピークに達していたようだ

2番目はヨシアシコ 彼女もその独特の美意識を持つ音楽クリエートと同じように俳句でもその才覚を発揮してるらしい 今日は昼間の仕事が忙しくてリハも出来なかったにもかかわらず、「今日は何の日」のコーナーでも驚きの選曲を持ってきたり、久しぶりに弾くアコギでもいい音を出していた

3番目は藤原愛 亜郎の俳句仲間でも「第一期生」として活動し続けている彼女・・・特に最近はその俳句からのインスパイアを基にした楽曲作りが目立つ 本当に日常の中にある「ふつうの」ことに視線を送り、そこから独特の世界の輪郭を切り抜く彼女の才能は満開の花のようなきらめきを持っている

最後の演奏者はジ・アナトミアズ(生半可) 最後はもちろんlこの俳句サークルの中心人物で他のメンバーたちの「師匠」である丹沢亜郎が、彼をこよなくリスペクトし続けてきた2人組ユニット「ジ・アナトミアズ」をバックにこのクリスマスに焦点を絞った俳句を10数点公表した 自ら買って出て「サンタクロース」のコスプレで登場した彼からの「プレゼント」はそこにいる人々に最高のプレゼントだったに違いない

そして亜郎のあとにもうひとつ「サプライズ」が・・・カウベルを叩きながら客席へやってきたアナトミアズのヤマグチが引っ張り出したのは、お客として来ていた「東京セッション」のホシカワ・・・一瞬ためらうも、みずからドラムセットに座り叩き始めたホシカワ・・・なんと本当に久しぶりにギターのマツイとの「東京セッション」が蘇ったのだ!

まさに「清し・・・この夜」になったのだ


今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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