脂が乗る        30日

なんか今日は少し暖かかったねえ 気のせいかな・・・でも真冬なのに素肌の上にサロペットジーンズだけを着た人が庚申通り商店街を歩いてる なんだか周りに人だかりがしてるなあ・・・と思ったら「まいう~」のタレントの「石ちゃん」だった テレビの取材らしい 最近人気のドーナツ屋に入ってった またお客が殺到するんだろうなあ さて、そんな世間の騒がしさとは無縁のペンギンハウス ここはここで盛り上がっていたのだ
今日最初の出演者は東京セッション 前回メインボーカルのホシカワが急病で休み相方のマツイが独りでステージをつとめたという「事件」があったが今回は2人揃っての出演だった ホシカワは心配されたノロウィルスとかインフルエンザではなく「持病」が悪化したのだったそうだが・・・どんな持病だったのだろう そういうわけでほぼ1ヶ月ぶりに2人揃った東京セッション ホシカワが「久しぶりにライブハウスでやるのでなんだか音にまだ慣れない」と、いつもより長めのリハやった 曲はほとんどがビートルズナンバーだった そして本番 今までよりエフェクターの数をぐんと減らしたホシカワのギターはそのぶんくっきりとクリアーな音になっていた そしてマツイとのコンビネーションもばっちり アコギでは最大の爆音をたてる2人のパフォーマンスはそこらのロックバンドよりはるかに迫力と刺激がある そして、アドリブの歌(?)呪文のようにくり返される言葉 「無自覚は罪・無自覚は罪・・・・」 アングラだな~ 今年はじめての2人での演奏 東京セッションは今年も健在だった

そして2番目はHOWLING ROCK A GUERRILLA 略して「ハウロカ」 編成はag/vo ,mandrin ,b  ,ジャンベ、カホーン の5人 爆音といえばアコスティック楽器だけの彼らの出すサウンドもすごい音量を誇っている その音は限りなくスタカットの利いてエッジの立ったジプシーサウンドだ が、むしろハウロカのリズムの切れと迫力はそれ以上かも知れない とにかく聴いてると体の血液が沸騰しそうになる それに乗せてまた歯切れのいい歌が次々に飛び出してくる このサウンド僕は好きだなあ それにメンバーも全員気さくでいい奴ばかりだ それに酒好きだし(笑)

酒好き・・・といえばこの人たちもだろうなあ 今年初登場のプランチャーチョップスティックはリーダー&ボーカルのアサイにb ,dsが加わった3人編成のロックユニットだ ロックと言ってもかなりR&BやFunkのスタイルに近いが、そのサウンドに乗って彼らが歌うナンバーはすべてオリジナル そしてアサイが作るそのオリジナル曲はほとんどのテーマが「愛」でできている ただその「愛」は聴いてるとちょっと恥ずかしくなるような・・・いわゆる「ダブルミーニング」の世界だ 今日はステージの全曲をそういう曲で通してたが、最後の「Beach Clean 大作戦」は「ビーチ/クリン/クリン」が客席とのコール&レスポンスに大成功!思わず眼を潤ませるアサイ(笑)・・・やったね

そして、最後にも勢いのいいロックユニットが登場した 新城ヒデキと北川剛を中心に結成された電気スルメはvo/g ,vo/g ,b ,dsの4人編成 フロントの2人のボーカルはそれぞれ持ち味が違っててそれがいいね まだカバー曲しかやらないようだけどこの編成でぜひオリジナルもやってみてもらいたいな そろそろみんないい歳になってきて持病や怪我もあったりして大変な人生の中で音楽を続けてゆく・・・そこから「脂が乗った」いい演奏が生まれてくるんだと思う みんな がんばろ~

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