昨日のライブが終わってからステージを片付けてたら後ろの壁にこれが貼り付けてあった 誰がやったのだろう・・・多分Juicy LeroLeroの仕業だと思うけどね(笑) ところで皆さん、どうしてオニって角とキバが生えててトラの皮のパンツはいてるか知ってます 俗説なんで確実じゃないけどそもそも「災い」の象徴とされたオニは昔陰陽道の方位では「ウシトラ」(北東)の方角から来る・・・それでこの方角を「鬼門」と言ったのだよね そのウシ・トラにひっかけてツノ、キバ、トラ皮となったという説があるのだよね ところで「ウシトラ」といえばペンギンハウスの出演ユニットの名前だ 彼らはオニ?なのかな 今度聞いてみよう
さて、ライブの話だ 今日最初の出演者は やまちゃんず というvo ,ag ,perの3人編成のユニット 初出演と言ってもギターはもうここではおなじみの上村秀右だ 今日はGuidlの小さいアコギを抱えての演奏だ それにもう一人ジャンベ奏者をバックにボーカルのやまちゃんは歌う 彼の歌い方・・・これがじつに朴とつでストレートで決して上手くも美声でもないのだが・・・いいのだ ノドを振り絞るように全身で歌うその歌は彼の存在そのまま・・・という感じがした 曲はカバーばかりだったが高田渡の曲を2つ歌った そのうちの1つが「出稼ぎの歌」というあまり知られてないが渡の歌では僕が一番好きな曲だ この曲、本当にいい曲なのだがなぜか本人もほとんど歌わなかったしカバーする人も見たことなかったが、彼のカバー、最高によかった なんか体の中に歌がある人なんだなあ これでオリジナルがあれば言うこと無し 楽しみなユニットがまた増えた
2番目は久しぶりの登場のアコギ弾き語りシンガー矢島康孝だ 今日も愛用のHarmonyのアコギからいい音が出る 独特の風味を持った彼の歌 そして、今日はインストナンバーが多かった ジョン・レンボーンやジョン・フェーイ・・・彼の音を聴いてると思い出す
3番目はSHABA-DABAの登場 そうか、2月に入って最初の月曜の夜だ 彼は毎月必ず第一月曜日の夜に出演してくれる 今日のGibsonはヌケのいい良い音がするな・・・尋ねてみたら「弦張り替えたばかり」だそうだ そのヌケのいい音で今日のスライドはさらに冴えてた そして、お馴染みの飲んだくれや野良猫の歌が・・・そしてそれに混ざって新曲が 「蛇の道はヘビ」という曲はビートが気持ちいいデルタブルーススタイル 内容はもちろん飲んだくれの歌だ かなりフルハウスに近い今夜 最後は客席とのコール&レスポンスが盛り上がった
そして、最後に登場したのはペンギンハウスではお馴染みになっている半PEKOだ Ag/vo ,p ,per/cho ,cho ,スティールパンの5人編成のアコースティックユニットはリーダーのなだのきよしきのオリジナルだけをやる もう何年もやっていて曲目もほとんど同じなのだが、なだのき曰く「毎回アレンジは必ず変えてやっている」ということだ だから彼らのリハはいつも綿密な打ち合わせをしながら進む そして、本番はそれにアドリブやハプニングも含めて・・・楽しいライブになるのだ そうだ!半PEKOのライブは楽しさが何より だから全員いつも笑顔 今日はhanTakoとダブルヘッダーのハナコ・・・掌に怪我までしてる・・・でも笑顔で叩くジャンベ!・・・素晴らしいね
・・・高円寺ライブハウスの夜は・・・