歌いつなぐ        7日

一昨日昨日とお休みをいただいて八ヶ岳の自宅に帰ってた(だから日記2日飛んでます)昨日、心配された東京の雪は結局積もることはなくてよかったね 僕の自宅付近はしっかり積もって・・・でもまあ10センチくらいだからあのあたりじゃどうってことないんだけどね それよりも帰宅途中の高速バスで例の「笹子トンネル」に差し掛かった時トンネル内で故障車が発生してその影響で1時間半足止め食ったのには参った!今笹子トンネルは事故の復旧工事中で下り線が対面交互通行になってるんだ 明日8日には全面復旧するらしいけどね
さて、休み明けの今日は4組とも弾き語りの出演者ばかりだった トップはSHOTGUN BLADEだ 今年に入ってもハイペースでライブを続けている彼は常にアグレッシブに前方を見つめている 実は前回のときに僕がちょっと提案をした件があった ギター1本のストロークだけで演奏する彼のスタイルはとてもかっこいい だだ、その音にエフェクトをかけて歪ませた時にせっかくの持ち味のシャキッとしたカッティングの音がちょっと損なわれるということがあってそれが僕は少し勿体無いと思ったのだが、今日彼が言うにはそれをドライの元音とエフェクトかけた音にスプリットする方法を見つけたそうで、それは次回のお楽しみになりそうだが是非そうなった音を聴いてみたいものだ それはそうとして今日の彼の演奏を見ていて思ったのだが、ギターのストロークをするときの手首の返しがとても美しい あのしゃきっとしたカッティングはここから生まれていたのだね

次の出演者はメメントモリ・・・聴きなれない名前だが前回までは「タナカタツ」という名前で出演していた人物だ 今日もアコギ1本の弾き語りスタイル 今日は「シド・バレット」を意識したというメイクでの登場 相変わらず尖ったアグレッシブな歌い方だが、最初の頃に比べたら大分表現が軟らかくなったかな 演奏中ギターの弦が1本切れたが動じず最後まで演りきったのはえらい!

そして、3番目はひとりなみだ もちろん元「一人涙」のことだ 彼は彼独自の演奏スタイルをずっと追求している アコーステイックギターでありながら常にロック的アプローチを試しつづけて歌い方も随時進化し続けていると思う 今日は体調がイマイチだったらしいが力の入ったいい演奏だった

そして、最後はアコースティック弾き語りのベテラン 寺田町が登場した 年齢的には先に登場した3名よりはだいぶ上だ そして、彼は今でも年間130本くらいはライブで全国を渡り歩いている大ベテランシンガーだ しかし、人前で歌うというアプローチでは他の今まで歌った3名と変わらぬ新鮮さを失っていない その常に何か新しいものを見つけ出そうという心が彼が今まで歌い続けて来れた理由のような気がする 歌うときにはPAは一切リバーブもかけない もう出てくるものそのまま・・・それだけで彼にはすべてがあるように思える そのしわがれた声は本当に人生にあるドラマをそのまま見せてくれるようだ そして、最後にアンコールに応えて歌ったのはアカペラの曲だった・・・これが最高に素晴らしかった!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする