いいダシが出る     11日

3連休最終日の今日はちょっと風が強くて寒かったなあ 駅前の様子見に今日も行こうかと思ってたけど結局出ずじまい 寒さには・・・弱いのだ
さて、今日のペンギンハウスライブは18時半からのスタート 休日だというのもあるが今日は出演者が5組出たのだ 最初の出演者は布施和彦、通称「フセカズ」 去年の秋ぐらいからしばらく「充電」をしていた彼は久しぶりの登場だ  その演奏はエフェクターを使った「ループ」奏法は変わらなかったが、全体のサウンドがかなりロックっぽくなってた 所々まるで「ジェフ・ベック」みたいな音も出してた 充電の成果もあったみたいだしまた定期的に演奏してもらいたいね

2番目はこれも久しぶりの登場になったFooliN それもこのところオザワのソロ出演が多かったのだが、今日はドラムのタイラも入ってこれも久々のDUO やはりこの2人のコンビネーションサウンドは気持ちがいい インストナンバーも多めに入れながら小沢の名作「ビス」や「コスモス」も披露してくれた 彼らもまた定期的にやってほしいね

3番目はnobu というギタリスト スタイルは最初に登場したフセカズにかなり近い と言うのも彼らは個人的にもよく親しい同士で、去年はnobuが企画した「高円寺無限ループ」というイベントにフセカズも出演したというカンケイだ ただ、nobuのサウンドはフセカズに比べると「整ってる」というか割とクールにリズムを刻んで軽快な音作りをしている フセカズよりほんの少しだけPOPっぽいのかも知れない

4組目は去年12月のS,L,Lのレコ発イベントにも登場したシンガー中村ジョー ギターの弾き語りに藤原マヒトというピアニストを伴っては前回と同じセットだ 彼の魅力はなんといってもその「声」だろう なんともいえない渋さがあってよく響くいい声なのだ まるで良くダシが出ているだし汁みたいな味わいがある それも上等なカツオダシというより僕が好きな「ソウダカツオ」のような、香りでは「ホンカツオ」に負けるがその濃厚でなんともいえない「甘味」がある声だ・・・飽きが来ない味だね ブルージーでソウルフルだね

そして、最後はこの人も少し久しぶりかもしれないが、ギタリストでシンガーの「らりは」が組むユニットSevenZの登場だ 5組登場したが本格的ロックスタイルはこのユニットだけだ とにかく彼らのサウンドはかなりの重量感があってずっしり来る らりはのギターもいつものソロの時とは違ってダイレクトでストレートでそして「太い」 ベースもドラムも本当にタイトでスピーディーで重たい まるで70年代のバンドを聴いてるようなどっしりしたビートが立て続けに押し寄せてくる ダシで言えば矢張り「トンコツ」かなあ(笑) 本当に濃厚なダシ・・・たっぷり味わったなあ

・・・高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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