硬派な人々     5日

相変わらず体調はよくない 熱は下がったんだが体のあちこちが痛い 動くとしんどいのだ ただ、弱音を吐いてても仕方ない 今日もやることはやってるよ・・・大分端折ってるところもあるが
さて、今日のペンギンハウスライブはもう本当に「硬派」な出演者ばかりだった 最初の演奏者はソロシンガーのコーヘイフジノ アコースティック弾き語りの穏やかそうな表情とはかけ離れた過激なパフォーマンスをする彼は比較的穏やかな曲ともうハードコアパンクそのものという曲の両方を持ち合わせている それにしてもよく通る声だ ハイトーンの部分なんかまるで「ロバート・プラント」みたい・・・と言ったらホメすぎかな ますますパワーアップした彼のステージは楽しみだ

次の出演者はメメントモリ 最近毎回やるたびに目に見えて実力を付けてきている ステージでも落ち着いた演奏がとても目立つ 彼も情念的な優しさと激しさを両面持ち合わせるシンガーだ 確実にペンギンハウスのレギュラーの座をものにしている 写真の最後はファン(?)からプレゼントされた縫いぐるみ(羨ましいぞ~)を抱いて ニッコリ!

3番目はウシトラ ハードとソフト・・・そういう意味では彼らも本当に両面を持ち合わせてるなあ ボーカルのカタヒラの歌は常に何かに怒ってるようでもありながら慈愛に満ちている 今日は気合がえらく入ってたようだ 1曲目が終わったところでカタヒラが焦ってる なんとギターの弦が3本も切れてしまったそうだ 急遽弦を張り替えることに・・・その間は会い方のフジイのパーカッションソロが この2人は本当にいいコンビだ そして、最近は第3のメンバーになってる(?)例のミラーボールがペンギンハウスの空間に光を放つ

そして今日の最後は東京セッション ホシカワとマツイの2人は本当にいつもいいコンビネイションでスリルのあるパンキッシュな即興演奏を聴かせてくれるが、今日の2人はスタート直後からかなりのハイテンション ホシカワはギターをかきむしり叫び吼える それに食い込んでゆくようなマツイのタイトで絶妙なギター合いの手 この二人の演奏を観ていてふと思い出した 今日仕事前にYOUTUBEで観ていた恐竜の格闘シーン ホシカワがティラノサウルスでマツイがテリジノサウルス(これは草食性で大人しい恐竜なのだが恐ろしく長くて鋭いかぎ爪を持っている)・・・おっと、また吼えたぞ!どちらかが倒れるまでやるのか 僕らがやられるのか

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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