ロックのチカラ      14日

なんだかうかうかしてると季節のほうはどんどん先に進んでいってしまいそうだ もう九州のほうではサクラが咲き始めたと言うし東京でも今週末には開花しそうな予報が出てきて、そうかと思えば昨夜は寝込んだ矢先に「グラグラ」っと来て眠気が吹っ飛んでしまったり・・・なんかこの時期って色々あるのだよねえ
さて、今日のペンギンハウスライブはこの人から始まった 今年の1月にバンドでペンギンハウス初登場した石塚あきら 今回はアコースティックベースを抱えてのソロ演奏だ 最初にこの人のデモを聴いたときソロがいいな・・・と思ったのだが、今日あらためてソロ演奏を見てやはりそう思った Martinのアコーステジックベースはとてもいい音がする それが彼のソロスタイルにとても合ってる スラップやチョッパーを混ぜて時にはギターを弾くようにコード弾きをしたり 伴奏の楽器としてはもう充分だ それに彼のファンキーでちょっと可笑しい歌がまた合ってる「60本目のロウソクを吹き消して・・・猫耳オヤジ・・・」「父さん今日からミュージシャン」気になる歌詞が多い 本人はもちろんバンドにも力を入れてるそうだが、僕はまたソロで聴きたいなあ・・・と思うのでした

2番目はINISIE 最近は歌ものの演奏が多かったが、今日はインストルメンタルを中心に・・・アンビエントな感じの曲がずうっと続く中に歌がところどころ挟まって・・・けっこう長い曲だ そこに彼の想いが沢山詰まっているようだ 40分という時間は少し短かったかな

3番目はピーフラン 最初の石塚あきらがベースのソロ演奏なのに対しこのユニットにはベースがいない g/vo ,dsという編成でずうっと演奏し続けているがこの形で彼らの独自の音楽スタイルがすっかり出来上がっている 独特のうねり感のあるサウンド どことなく「和」を感じさせる2つの楽器の組み合わさりかた・・・そういえば、今日の後半のMCで気がついたが彼らの曲にはゆっくりしたものが多い そして、最後にやった「インストール」というタイトル新曲はそういったものとテイストが違うかなりスピード感があるものだった

そして、最後に登場したのは川口雅巳ニューロックシンジケイト 彼らのセッティング前に川口氏が僕にこう言った「今のピーフランのセッティングのままで下手にベースアンプを配置するというセットでやってみたいのですが」 了解しました そこでベースアンプを下手の柱の前に出してドラムセットは下手側・・・すると上手にはけっこうゆったりしたスペースが出来た なるほど、このレイアウト いいかも知れない まず、日頃かなり烈しく動きながら演奏する彼のポジショニングが楽になった それからベースの音が意外と分離がよくってバランスが取りやすいなどなど・・・これはいいレイアウトかも知れない それもあったかどうかは知らないが今日の川口ギターはいつもにも増してパワフルではじけてロックしていた なんかずうっと体調がイマイチだった僕だが、今日の彼らの演奏を聴いてて体の奥のほうに久しぶりにパワーがわいてきたような気がした そういえば今日の演奏者全員がパワフルだったなあ・・・高円寺地下のライブハウスには人を元気にするものもいっぱいあるのだよね・・・さあ、僕も少しはパワー出さなくちゃ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする