捉えどころのない   12日

なんだか気候が「行ったり来たり」している 捉えどころのない季節に僕の体調もなんだか翻弄されっぱなしで、イマイチすっきりしない調子のまま・・・気がつけば陽射しだけはどんどん強くなってきていて「春」なんだなあ 捉えどころのない季節・・・それが春なのかもね
さて、捉えどころではないが不思議な世界を持つシンガーがいる Behringという女性シンガーソングライターの歌は気がつけば誰にも似ていない・・・あえて言えば昭和の歌謡曲などにルーツはあるのかも知れないけどBehringはBehringなのだ 声も歌い方も独特の鼻にかかったような妙に脱力してるかと思えば不思議にパワフルな・・・僕が好きな彼女のナンバー「私の街で」・・・今日は特に力強かった 「生きていく/アンア~/生きてゆく」・・・Behringはいつも自分の足で歩いている

そういえば、彼らの地平線はどこにあるのだろう 土舎利というag/vo/ディジュリドゥー  ,eg  ,ジャンベ という不思議な編成のユニットには最初から色々なものが詰まってる それは南太平洋だったりアジアだったりアフリカだったりアメリカだったり日本だったり・・・ふるふると震えながら地平線はどこまで追いかけても果ての方へ遠ざかってゆくようだ 春の霞のように・・・おや、この曲は・・・どこかで聴いたようなメロディー

3番目の出演者はペンギンハウスは久しぶりだという女性ピアノ弾き語り 名前がわさび漬けは食べられない という不思議なネーミングだ 本当に食べられないのか聞いてみた 「はい、私は好き嫌いがほとんどないんですがあれだけは食べられないんですよ」・・・へ~え さて、彼女の演奏は透明感のあるピアノと歌・・・ピアノは所々「エリック・サティー」っぽいところもあるかなあ 曲もなんだか面白い内容だったりするなあ・・・などと思いながら聴いてるうちにあっという間に終わってしまった あら、もう少し聴きたかったなあ あと、写真も全部横顔ばかりで・・・残念 きっと次回は

さて、捉えどころがない といえば最後に登場した集団グレナデンはまさに不確定集団 固定メンバーも居るようでいないようで・・・毎回変わるのだ 今日のメンバーはリーダーのコニシ、ハニサキ、ハナコ、シラコ、セヤマ、ホリグチ・・・という顔ぶれ そして、曲もタイトルもその場で決まる(?)というような感じで始まり・・・盛り上がり・・・終わる それだけ縛りがないのにこの集団の出す音はいつもドラマチックで気がつけば感動的だ 楽曲ではないのになんでこんなにいつもまとまるのか・・・それはやはり一人一人の持ってるポテンシャルの高さなんだろうなあ 今夜もここ高円寺、ライブハウスがまるで祭りの会場のようになって・・・やっぱり春なんだねえ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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