日曜の夜を締めるのは  26日

いやあ・・・今日の昼間はうそみたいに暖ったねえ~ リハでちょっと動き回るとすぐに汗をかく・・・でも夜になって急に冷えてきた・・・こういう日がいちばんカゼを引きやすいんだよねえ・・・気をつけなくっちゃ

さて、日曜日の今日は5対バンのメニュー スタートも18時半といつもより1時間早い

最初の演奏者は p/vo , b ,ds のトリオ もえかす だ ペンギンハウスには二度目の登場の彼らのレパートリーはすべてカバーだがピアノボーカルの女性のよく通るクリアーなボイスが曲に素敵な味をつけている ベースマンは左利き ポール・マッカトニーと同じバイオリンベースだ 最初の頃はかなり緊張していた彼らだったが、多くのお客さんたちの熱い声援を受けて後半はかなり落ち着いていい演奏だった

2番目はソロプレイヤー ギターボーカルのソラトブ だ

前の出演者がかなりポップなスタイルだったのに対し彼の演奏スタイルは本当に独創性の固まりだ 例によってあのすごくエフェクトをかけたボイスとギター・・・現実には「そこに居ない」音を創り出し続ける彼の世界はステージの上での存在を消し去るためにあるんじゃないかな・・・とか思いたくなることがある そこに残るのは音と声・・・でもライブパフォーマンスなんだよね そこが面白い 毎回何かカバーとかやる彼だが今日のカバーナンバーはなんとJimmie Rodgersの「Miss Mississippi and You」だ! ちょうど僕が今日記で書いていたその人の曲だったのにはちょっと驚き!

3番目はユニットだ g , b , ds のインストユニットSOUL CODE はペンギンハウスには4年ぶりの登場だそうだ どっしりと腰が座ってていい演奏だった

特にギターは女性なんだが(インストバンドで女性のギタリストってすごく珍しい)とても芯の太いボトムの低いマニッシュなギターワークでいい音を出していたなあ

そして彼らが「ジャズのスタンダードです」と言ってやった曲・・・このメロディー・・・どこかで聴いたことある・・・何だ?・・・あ!「Smoke on the Water」だ!

4番目は g/vo , b , ds のトリオ syd 38 だ 普段はエレキギターでの編成らしいが 今日はアコギを持っての編成 ボーカルのよく通る声としっくりとまとまったバンドサウンドで痒いところに手が届く演奏 ストレス無く伝わってくる歌とギターが気持ちいい

このニュアンス・・・前にペンギンハウスに出ていたCracks and Rabbits にちょっと似てるな・・・と思ったらボーカルは関西出身だそうで そういうカラーがあるのかなあ とにかくいいバンドだった 今度はエレキ編成の演奏も観てみたいね

さて、最後の演奏者 それは たこボーband だ

日曜の5対バンの夜を締めるのには彼らはぴったりなユニットだ 今日は珍しく眼鏡をかけて演奏のたこボー メンバーは神保伸太郎(b)、岡田堅一(d) ペンギンハウスでもお馴染みのメンバーだ 長帳場のライブでこういう出番の演奏者はお客のほうがだいぶ疲れてきてるうえに日曜の夜・・・なんとなく気も明日からのことを考えたり落ち着かなくなる状態になるもんだが、ちゃんとしっかりタイトで無駄がないのにしっかりとドライブするゴキゲンな演奏で最後まで客席を引っ張ってくれた 本当にお疲れ様!

たこボーは仕事で明日からまた一週間ほど釜石に行くそうだ

あっちでいい空気吸って少し気晴らししてこれるといいね なんだか少し羨ましくなってきたなあ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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