宇宙から地下室へ    29日

今日はまたまた「電気屋さん」をやった カウンターにあるハロゲンのスタンド調子が悪くて電気が点いたり消えたりするので不便でしょうがない 時間の空きを利用して直すことに アームの先にあるソケット部分 そこをバラすと2本のアームに繋がっている電線の片方のビスが外れてぶらんとなってた いやあ発見してよかったよ 下手すればショートしてたかも 小さいナットをペンチで締めて修理完了

さて、今日の高円寺ライブハウスペンギンハウスのメニューはと言うと・・・トップはウシトラ おや、ウシトラがトップって珍しいかも リハ時間には2人とも揃って・・・パーカッションのフジイは明日引越しだという 忙しいのに大変だね いつもどおりに、いやいつもより豪華なミラーボールが例によってステージ横にセットされる もう今では儀式化されてるね そして、カタヒラ独特の発声練習からライブが始まる 聞き馴染みのある局に混ざって新曲が・・・メロディーはどこかで聞いたような・・・しかし、ギターを弾かずにカタヒラもいつもの張り上げるガナルような歌い方ではなく優しい声で・・・そしてギターは弾かずフジイも控えめに音を叩く 「どっちみち」という曲はちょっとマザーグースみたいな歌詞で面白かった 最後の曲でカタヒラはギターの弦2本切る熱演!

2番目からはバンドになる g/o ,b ,dsという3人編成は宇宙人というユニット もうペンギンハウスではお馴染みだ 3人ながら厚みのあるハイレベルなインストを得意としながらもちょっと笑ってしまうような歌ものも彼らの得意ナンバーだ そして、ポロリ菌という恐ろしい病原体を退治するために宇宙に派遣される宇宙船「ボインジャー」というテーマにはスペースオデッセイのような3部作がある 「ボインジャー」「さよならボインジャー」そして今日初登場の「不思議なエネルギー」・・・これで完結かな?その答えを待つ余裕はなかった 彼らにはもう「終U」・・・最終UFOの時間が迫っていたのだ(笑)

そして、次のユニットは宇宙から「地下室」へと舞台を変える 豊樹野しげと&伝染Rool’s  g/vo ,g b ,ds という一見普通のブルースバンドのような形態を持ちながら彼らのブルースは一筋縄じゃないデンジャラスさを内側に抱え込んでいる よく聞けば豊樹野のギターもボーカルもとてもブルースらしさを一杯持ってるんだが彼の歌はあえて他のブルース系の連中が行きそうもない「路地」をあえて選んでるように聞える 彼は今日も訴える「地下室へ/地下室へ/地下室へ・・・おいで」誰か行ってやってくれる?(笑)

そして、バンドの最後は飛び切り勢いのいい彼らだ 浅野ヒロノブgroupはv/vo ,g/cho ,b ,dsの4人編成だ リードギターはあのミノルBグッド,ベースは「無農薬ローリングカタマリーズオーケストラ」のリーダーだ そしてリーダーの浅野ヒロノブ この限りなく魅力的なシンガーはとにかく懐が深い 普段の彼はとても気を使う 温厚でどちらかといえば「ベビーフェイス」な彼が一旦ステージに上がると豹変する ぎろりと目をむいて恐ろしいまでの形相でこの世の中にある色々な「不条理な」ものにいちいち噛み付く そのロッカーとしての姿勢はとても潔くってはっきりカッコイイ こういうバンドが陥りがちになる単調さも彼らにはない 曲自体もよくできているしアレンジもじつによく練られている ちゃんとエンタテイメントを持ちながら尖り続ける・・・こういうバンドはなかなか居ないなあ ミノルのバッキングも最高にカッコよかったね いやあ正直結構長丁場だったけど・・・いいライブだった

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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