やんちゃに弾ける       18日

さて、リーチとなった今夜・・・何がリーチかは明日明かすけど今日のペンギンハウストップは今日唯一のソロ弾き語りのコーヘイフジノだ 今日の彼はなんと「ダブルヘッダー」だそうで今日はここペンギンハウスのほかにもう1軒高円寺のライブハウスで演奏予定があるという 若さだねえ・・・僕にはもうできないかなあ(笑) さて、そんな状況をものともせず今日のコーヘイはいつもと同じように思い切りネガティブな曲をとても爽やかにパワフルに歌っていた そういえば今日演奏した中に「ツクヨミ」というタイトルの曲があるが漢字で書くと「月読み」となる 日本神話に出てくるアマテラスの弟とされてるが、もう一人の弟スサノオの存在感が強すぎてあまり触れられることのない神様だ そんで僕もちょっとこの曲が気になる・・・どんな内容なのかはちょっと聞き逃したが

2番目のBASTETのメンバーは本番直前にやってきた 来ると入れ替えの準備にかかり、さっさとセッティングを済ませ軽くサウンドチェックをするとすぐ演奏が始まる まるでベテランの職人みたいだが、それだけ彼らも長く一緒にやっているからだろう 今日は新曲が1つと僕はあまり聴いたことのない曲と立て続けに演奏した どちらもバラードっぽい曲だがどちらもよかった このバンドは勢いのいい曲もいいが、こういうバラードっぽい曲が本当にいいのだよね この前ソロでギターを抱えて登場した岡田哲も今日はいつものベースだ

3番目のユニットはちょっと大所帯になる 木下徹(g)福島崇(g)多ケ谷樹(violin)早川徹(b)恒川久徳(dsと)いう編成の木下徹バンド 前回、これとほぼ同じメンバーで出演した時は木下がマカフェリギターを持ってアコースティックスィングっぽい曲を演奏したが、今回はすべてエレクトリックスタイル そんな編成でスライ&ファミリーストーン~フランク・ザッパ~オリジナル~コルトレーン~キング・クリムゾン~ジェフ・ベック といったアーティスト達の難しい曲を次々と難なくこなしてゆく この人たちのテクニックや技術は並大抵じゃない 本当にみんな上手いんだよなあ・・・

さて、そんなすご腕のプレイヤーがどっさり居たユニットのあとに登場するのはプレッシャーかなあ・・・などとちょっと心配するとそんなことには全く臆する様子もなくひょうひょうとセッティングをするハラタカシがすれ違い様僕にこう言った 「ショットガンブレードモデルだよ」 そうそう 前回のDBS3のライブのときに初お目見えした彼のEpiphoneのセミアコギターを見て僕が日記で「あれはSHOTGUN BLADEのと同じモデルだ」と書いていたのを彼は読んでくれていたようだ そのギターを抱えドラムの奥瀬健介と二人でステージに立つとやがて演奏が始まる hara’s session このユニットのときのハラタカシのギターはDBS3のときよりもさらにフリーでやんちゃで弾けてる もうギターをいたぶるのが楽しくってしょうがないといった感じなんだね(笑) そして自らを「社会派だ」と言う彼らの曲はタイトルも「汚染水」とか「俺が巨人の連勝を止めてやる」・・・などなど過激で面白い 最後のほうで前の木下バンドでベースを弾いた早川徹をゲストに迎え2曲 最後の曲はそれまでの「やんちゃ感」溢れる演奏とは打って変わってしっとりとした4ビートの曲で締めていたねえ いやあ、今日もすごくハイレベルでいい演奏ばかりだった 明日は19日 そしていよいよ・・・・ この続きは明日ね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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