300回だあ       19日

そうなのだ! 昨日ちょっと口走ったのだが今日のライブレポートが僕がペンギンハウスのホームページにこれを書きはじめて300回目になったのだ 始めたのが去年5月10日が第一回だった 自分がお休みのときをのぞいて毎日・・・気がついたらこの回数になっていた まあ自慢する気もないけど・・・でもちょっと自慢したいなあ(笑)けっこう毎日書くって大変なのよ
さて、そういうわけで記念すべき300回目はまたペンギンハウスで僕にも馴染みの深い出演者ばかりだった 最初の演奏者はFooliN ペンギンハウスにはもう長いこと出演している オザワ(vo/g)とタイラ(ds)という2人組みのユニットだが2人でやることのほうが少なくて最近はオザワのソロ演奏がもっぱら多い いつものようにエレキギターをベースアンプにつなぎ彼の特徴のあるハイトーンで歌われるオリジナル曲はその歌詞がもつ不思議な透明感と切なさが合い混ざって聴き手の心に独特の「刺さり方」をする もっともっと聴いてほしい人だ

2番目の出演者は ららばいてりい&さっちん 「てるてるぼうず」「たたずみ」など個性的なユニットで精力的に活動続けるてりいと天然娘ボーカリストさっちんが組んだこのユニットは限りない「ゆるさ」と「自由さ」とパワーを持ち合わせている 本当の意味での「ストリート」な感じをもった彼らの演奏はいつもゆるいままに爆裂する 次に何が出てくるか予測不能・・・音楽を含めてすべての文化が予定調和やリミッターが効いたものになってしまった中に「安全装置」を持たないロックがまだここにはある さっちんの歌い方が僕は好きだ なんかホンモノなんだよなあ・・・

3番目に登場するのはソロシンガー宮崎悟だ ゆるい・・・と言えば彼のゆるさもかなりのものだ なんていうか、独特の「外した」感じがほかのシンガーにはマネのできない古典落語のような可笑しさを生み出す いつもぼそぼそと独り言なのか愚痴なのか・・・捉えどころのないMCがそのまま歌に繋がってゆくところが彼の持ち味だ いつもオリジナルの曲ばかり歌う彼が今日は珍しくカバーをやった 「20数年前に初めて人前で歌ったときの曲です」と言って歌いだした 「ふと/ 後ろを 振り返ると/ そこには夕焼けが/ ありました」僕の旧友の友部正人の曲「一本道」だ 懐かしいな

そして、記念すべきアニバーサリー300回目の最後を飾ってくれたのは・・・いや、たまたま偶然重なっただけなのだけどね(笑) あの泥窪だ まあでもこの日記の今日の最後が彼であるのはなかなか嬉しいものだ ペンギンハウスへの登場回数はもちろんだが彼とは音楽を離れた部分でも一緒に飲んだり色々意見をもらったり(僕も返してるけどね)まあお世話になってます 今日の泥窪は民族衣装風の帽子に珍しくメガネをかけてちょっとイメチェンしてた お馴染みの曲を演奏していたが今日の彼のギターサウンドはちょっといつもと違ってベースラインが強調されていい音を出していた 終了後、彼に聞いてみた 「なんかギターの弦とかセッティング変えた?」すると 「いいえ、同じです ただ最近ギターの弾き方をジャイアンやハラさんに教わって・・・」2人ともペンギンハウスでは名うての名プレイヤーだ そんな人たちにギターを教わるなんてすごいラッキーだ 泥窪も恵まれてる・・・ていうより皆に愛されてるんだなあ~~こうやって高円寺のライブハウスの一角では着々と音楽文化が発展し続けているんだねえ みんないつもいい演奏をありがとう!さあ、これから400回500回と僕も書き続けていきますので 改めてよろしく!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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