今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者はＦｏｏｌｉＮ 元々vo/g ,dsの２人ユニットだが、このところボーカルのオザワのソロ演奏が続いていた 仕事が忙しくてなかなかライブに参加できなくていたドラムのタイラが今日は久しぶりに加わって２人での演奏だった やはりタイラのドラムが加わるとボトムが太くなってソリッドなFooliNのサウンドに奥行きが増す オザワの中国旅行の「あれこれ」みやげ話をMCに挟みながら二人のゆるい掛け合いもありの・・・のらりくらりのようでいて音で絞める FooliNはやっぱりこれが彼ららしいね
２番目は若手の弾き語りシンガー 内田聡 今まではアコギだったりアコギ～エレキの持ち替えだったりしたステージだったが今日はワインレッドのレスポールジュニア１本だけでの演奏 このギターをやや歪ませながらアンプにぶち込む その音はぶっとくブルージーだ 彼のギターはとにかくコードストロークに終始している そのいさぎよい感じが「ロック」って感じだ とても艶があって声量のある彼のボーカルにこのサウンドがまたよく合う 聴きながら僕は「トミー・マクレナン」「R,L バーンサイド」などというブルースマンを思い出していた どちらもギターはストローク中心の直球勝負 ガシガシいうギターが僕は好きだ 内田くん いいとこいってるよ！このサウンドを大切に
３番目の演奏者は ららばいてりい＆さっちん 前の内田聡の演奏がてりいに火をつけた いきなり最初からちょっと烈しいロッキンな曲 さっちんはハイハットをアグレッシブに叩く そうそう、見かけによらず(笑）彼らはロックユニットなのだ 今日のナンバーはカバーが多かった それもその曲の元の歌詞には囚われずてりいの自由な発想な詞が多い 「All fo Me」なんてjazzのスタンダードを持ってくるのも意外だったがこの「くずし方」が彼ららしくて面白い さっちんは今日も「自由人」 ステージをふわふわと定まらずに動き回る まるで「転がる石」のように・・・いいフットワークだ
そして最後の演奏者はg/vo ,b ,dsの３ピースユニット The INGORANTS いきなりステージから客席に爆音が押し寄せる ボーカルシュウのFENDERアンプもストラトも絶好調・・・そういえばアンプもギターも彼の上着もすべてグリーンだ シンボルカラーなのかなあ オープニングに「お約束」のようにやるちょっと「外道」な曲と演奏 その最中に帰ってしまった女性客のことを結構気にしつつそれでもパワーダウンはしない イグノランツの演奏は最後まで観ないと勿体無いんだよねえ・・・まあきっと電車の時刻が気になってたんだろうなあ それはそれとして今夜も彼らの演奏はゴキゲンだった このあちこちに寄り道するようにロックが一晩中弾けていた高円寺のライブハウスの狭い箱の中で最後にそれを一番いい形でゴールまで運んで・・・シュート！！そこまでのみんなのパスもよかったんだよね まさに「転がり続けた」今夜のライブ さあ、ネット・・・いや ステージの片付けだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
