なんという展開!     27日

いやいやいや・・・今日は 27日(水) ・・・すごかったぞ!

さてトップから紹介してきますよ まず最初に登場するのは 9413 solo
vo/g ,b,ds ,perの4人編成のロックバンド 9413   そこのvo/gのアツシのソロバージョン ソングライターとしての彼の姿がとても前面に出てきてバンドでの演奏も好きだが彼のソロもいい味が出てきた

ところで「今年はギタリストになります!」と宣言した彼だが、今日もまたトークの面白さがどうも浮き上がってしまう もちろん”ネタ”を仕込んでくるという努力の賜物なのだがますます磨きがかかったMCはリハのときにすでに聞いていた僕を2度笑わすというもう「古典落語」のような域に入ってきている

おっと、話術の話ばかりになってはいけない!今日はリハでボーカルにかける「ディレイ&リバーブ」のセッティングを綿密に行ってボーカリストとしての奥行きもぐっと拡げるパフォーマンスになった彼の「ロックショウ」 いい味がでたところで・・・お後がよろしいようで
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2番目の演奏者は「高座」から降りて桟敷・・・いや、客席の前の方で歌うという”芸風”をほこるこの人・・・Tatsya Inagaki
彼の全くのアンプラグドで生で届くギターと歌には強いパワーがある

そして客席をちゃんと楽しませるエンタテイメントをやりつつしっかりとしたメッセージも伝えてゆく・・・これは彼が最高にリスペクトしているアメリカのフォークシンガー「ピート・シーガー」と同じだ

この伝統を21世紀の日本で受け継ぎ伝え続けている彼が日本の今の「フォークシンガー」だと僕は思う
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さて、3番目に登場するのはそのイナガキの紹介でペンギンハウスに初登場したミュージシャン Hey高橋

さまざまなサウンドを駆使してアンダーグラウンドとシュールな世界を生み出す演奏だとは聞いてたがあとは謎のまま・・・謎の男はサンプラーをラインにつなぐと何やら怪しい覆面をかぶる

これって何?・・・よく見ると乳児用(?)のニットの上着・・・かな? その格好でけっこうな巨体を揺らしながらサウンドにあわせてラップをやるのだが、それがまあシュールで面白いんだ

ちょっと妙なたとえかも知れないけど「東京セッション」と「弱者同盟」と「アサダマオ」が合体したみたいな・・・わかるかなあ~これ見た人間にしかわからないと思うけどとにかくこのパフォーマンス・・・凄かった! 一度東京セッションと対バンさせたいなあ
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そして最後の高座(昨日は打席だったな)に上がるのはもう月に2度というペンマス亜郎のムチャぶりにも喜んで応じて出演してくれているこのトリオ MΛNTRΛ
ミ ヌマ(g)シラコ(per)じゃいあん(b)といういずれもすご腕のプレイヤーたちが結合したとき出てくる音はまた本当に雑味が無くてすっきりとしててそれでいて「コク」がある ハマってしまうのだ

今日は「スライアンドファミリーストーン」の曲やオリジナルも・・・いつも新鮮なネタを用意してきてくれる・・・まるで築地の寿司屋のような・・・イヨッこりゃあ「江戸前だねえ」

それにしても今日のこの最初からずっと見ていた人はこの出演者の演奏のバラエティーに驚いたはずだ これがペンギンハウスだ そこらの「寄席」にも勝ってるかも(笑)
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