何の日 だったっけ   10日

7月10日・・・この日は何の日? 7と10で「ナットウの日」だそうだ そして・・・

今日は飛び切りゴキゲンな出演者が揃った とくにマスター亜郎のセレクトで

トップは普段はBag’s Groupというユニットでここに出演しているハヤカワ(g)とニシノ(p)が組んだ早川トリオが登場  もう一人ドラムが加わっての演奏は若さに溢れてグルービーでファンキーなジャズ 今日はニシノがピアノのほかにオルガンも弾いて・・・Jimmie Smithのナンバー・・・痺れたな

そして、最後にやった曲・・・それはあの誰でも知ってるスタンダードナンバーを彼ら流にアレンジして・・・そのタイトルは 「Happu Birthday to You」・・・そう!今日はあのマスター 亜郎の誕生日なのだよ!

2番目に登場したのは ソロギタリスト ひひひのひ 実は本来は彼のユニット「にっちとぼっつ」で出演する予定だったのだが、相方のリサが体調不良のため急遽彼が一人での演奏になった

「僕一人なんで・・・盛り下がりますよ」などと冗談を言ってたが、いやいや ひひひのひのギターはそんなことにはならない 個人的には僕は彼のギターの大ファンだ 今日の演奏はまた凄かった 「鬼気迫る」という言葉はこういう時に使うんだなあ 盛り下がるどころか青白い炎にみな燃やされたよ

ところで、彼がMCで言ってたけど今日は「ウルトラマンの日」でもあるんだって 調べたらあのTV人気番組だった「ウルトラマン」の放映開始が1966年7月17日、その一週間前の10日にそれを記念したオープニングイベントが開かれたことを記念したということだって へ~え!

そして、3番目はこれもこういう日には外せないあの人・・泥窪そしてドラムで柴田耕司が登場 ところが、演奏がスタートしようという時大変なことが起きた なんと柴田のドラムスティックセットが無いというのだ 直前までリハをしていた近所のスタジオに忘れたかも知れないというので慌てて走るハナコ・・・しかし・・・無い・・・どうしよう そしたら結局楽屋にあったというしょうもない話(笑)

やっと演奏がスタートした しかし今日の2人はイカシていた スタートは柴田のドラムだけで泥窪がギターを持たずにちょっとヒップポップ調で「ハングライダー」 これがすごく良かったのだ! そうかあ、泥窪はギター弾かないといいね(笑)

そのあとも今日はタイトでファンキーな演奏でこの2人は皆を楽しませてくれた 途中なぜか亜郎のステージ乱入もあって、なんだか今日は楽しいなあ~

そして、最後は小西弘人(steelpan)安威俊輔(wb)堀口隆(ds)田中裕之(p)の4人が組むユニットPAN-Tの登場だ このユニットのリーダー小西と僕らの付き合いはもう35年以上になる なにしろその頃彼はまだ高校生だったのだ 付き合いが長いというだけでなく彼は「半PEKO」「グレナデン」などのユニットでもここで活躍している ほかのメンバーもそういう人ばかりだ

この「スティールパン」がリード楽器というジャズユニットは日本ではあまり聞いたことがないが、とにかくゴキゲンなサウンドだ ビブラフォンにちょっと似ているが強く叩くとまるで犬が吼える声のように歪むスティールパンはとても人間的だ 田中のピアノも安威のベースも堀口のドラムも全部ファンキーでかっこいい!そして彼らもお約束の「Happy Birthday」を いやあ 盛り上がった~!

そして、すべての演奏が終わったあと 亜郎が再びステージに登場 そして一人の青年を呼び出す それは大竹直人 最近ペンギンに登場するようになった新人シンガーソングライターだ

なぜ彼が呼び出されたかというと実は彼も今日7月10日が誕生日! おお、偶然だあ

そしてさらにサプライズが ここでなんと客席にいた仲田修子が呼び出され、アカペラで「ハッピーバースデイ」を2人にプレゼント! いやあ 亜郎さんはシアワセだねえ いい夜だねえ・・・

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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