音風景       17日

昨日今日とちょっと涼しいね 雨もちょっと降ったし・・・

今年の夏はこれからどうなるのだろう・・・ね

さて、今日のペンギンハウスライブはこの人たちから始まった 三浦陽子(p)を中心にしたクィンテット メンバーは斉藤良一(g)古池寿浩(tb)SACHI-A(ds)立岩潤三(per)の顔ぶれ

本番前のリハを見ていると三浦さんが実に緻密に感性の細やかな部分を大事にしているかがわかる ちょっと色のついた水墨画のような音風景が広がる それにしても彼女この間、また頭に怪我をしたそうだ 幸い大したことにはならなかったそうだが「買ったばかりのサマーセーターが血染めになっちゃったのよ」いやいや・・・お気をつけて

次に登場したのはある意味で三浦グループとJAZZというラインを挟んで対角線にいるようなユニット Zeeblebuzz A Knot ギター&ボーカル、ドラムにウッドベースという編成なのだがその作り出す音風景は太いのみで硬い木をがつんと刻みこんでゆくように見える 硬質で緻密なリズムが時間を切り刻むような・・・ロックなのかジャズなのかパンクなのか・・・そんなことはどうでもいいのだ

そういえば今日面白い話が聞けた 先日ここに出たハードコアシャンプーパンクバンドED WOODSのベーシストが持ってるウッドベースは元々はこの彼のものだそうで、もう10何年も前に貸したままになってるそうだ 「多分もう返してもらっても使い物にならないと思う」・・・僕もそう思った(笑)

3番目に登場したこのユニット 彼らが描くのはやっぱりスペインのそれも下町・・・それとも港町かな ここは高円寺のライブハウスだけど HOWLING ROCK A GUERRILLA 前回はある手違いから(笑)メンバー2人での出演だったが今回はフルメンバー ag/vo ,wb/vo ,マンドリン、カホン/vo ,カホン/choという5人編成 この人数が揃ったらもう恐いものはない! いやあ、実は僕もこのメンバーでの演奏を担当するの久しぶりなんだ 相変わらず手はかかるけどさ(笑) とにかくパーカッシブでキレのいいギタ-とベース そしてなんだか哀愁のあるマンドリン そしてダブルカホンというアコースティック爆音はすごい!

彼らはいわゆる「ジプシーパンク」と自称しているが本当、へたなパンクバンドは尻尾まいて逃げ出すぜえ!

そして、最後に登場するのはアールヌーボーかそれともゴシック? いや、ギリシャ神話までいってしまうかな そのまるで神が乗り移ったようなギタープレイとボーカルで聴く者を魂ごとどこかへ連れ去っていってしまいそうなミュージシャン 川口雅巳ニューロックシンジケイト

その爆音でありながらくっきりとそして美しいサウンドはロックを極めるとこうなるよ・・・と言ってるようだ 彼の弾いてるときの動きもそして出す音も美しい すごい爆音なのにだよ!

聴いてるとこちらの心が浄化されてゆくような・・・これはハウロカにもいえるんだけど

ひたすら演奏することに魂を注ぎ込んでいるんだろうね・・・本当に気持ちよかった

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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