昨日のゲリラ豪雨はあちこちのお祭りを直撃してタイヘンなことになってたらしいね 今日も夕方ちょっと降ったけど、降らない日が無いんじゃないかな・・・日本も「熱帯」になってゆくのかな
さて、今日のペンギンハウスライブはクールな大人のJAZZから始まった
遠藤グループ エンドウ(p)ヤマウチ(tp)アベ(ts)アラキ(b)アマカワ(ds)の4人編成で、本当に今では少なくなった本格的な「モダンジャズ」を聴かせてくれる 全員それなりの年代になってるだけにとてもこなれて熟成さた演奏を聴かせてくれる 特にドラムのアマカワがかっこいい・・・といつも僕が言ってるので他のメンバーさんたちがひがんでいる(笑)という話を先日遠藤さんから聞いたが、もちろん全員がカッコいい いやあ本当に暑さを忘れさせてくれるいい演奏だった
2番目の演奏者は 原正吉 という と言って「ぴんと来ない」人が多いだろう 僕もだった(笑)
実は「コ・マーチャンズ」のリートボーカルのマサキチ・・・そう言えばお分かりだろうか
その彼が今回はいつもと違う編成での登場 テケ(g)、カツラ(sax)、ヤマシタ(ds)はいつものメンバーだが、そこに「ポーキーズ」のドラマーがカホンで、あとニシモト(?)という人がピアノで参加
今日は今までお馴染みのR&Rは一切やらずお得意のSOULやR&Bもほとんどなく、なんか渋いバラード系の曲でまとめてきた 本人から一応「予告」はされてたがいつもの「マーチャンズ」とは一味も二味も違う演奏でちょっとびっくり! 今日はギターを自分で弾かないこともあって(笑)マサキチのボーカルはガッツリといいダシが出てた 「リバーブはトンネルみたいにね!」というご要望だったので・・・ええ、思い切り深くしましたよ! なんかちょっとしっとりとしたいい演奏だった
さて、3番目には若いユニットが登場だ ペンギンハウス初登場となる CARPS はここにもう何度も出演している弾き語りシンガー大竹直人が組んでいる g/vo , g ,b ,dsの4人編成のユニットだ
ステージ最初は大竹がソロでいつものようにアコギで弾き語りそのあとでバンドでの演奏になる
リハの時聴いてて思ったが、なかなかよくまとまってるバンドだ いい音出してる 大竹君もバンドバックにしてもいつもの存在感が薄れることなくいいボーカルだった あとはもう「場数」を重ねることだね 本番は大竹くん以外はちょっと緊張してたかな? でもいい音だったよ がんばってね!
さすがに「場数」ということで言えばこの人たちはすごい 最後に登場するユニット 電気スルメは
北川剛(g/vo)新城ヒデキ(g/vo)のまぐちひろし(b)加藤直史(ds)というメンバーの4人編成なのだがとにかく一人一人の持ってるキャリアと実力はもうすごい! 特に北川&新城の二人はお互いがそれぞれギタリストとして、ボーカリストとして凄腕なので組み合わさるとそれは「すごいこと」になっちゃうのだ 今日ももう最初から火花が散るような(昨日の花火大会を見損なった人はこれを観にくればよかった)ギターバトルが連続する
その勢いがあまりにすごかったせいか、途中で北川のギターの弦が切れた!
さあ、張り替えなくては・・・こういう時って間が保たないのでみんな苦労して無理なMCやったりただ黙って張替えを見守るしかないのだけど・・・そこはさすがに「場数」の彼ら
ちょっと考えてから新城が他のメンバーと一言打ち合わせ(コード進行を伝えただけ)曲を始めた
それはあのBOB DYLANの「I Shall Be Released」の「ディランセカンド」訳詞バージョンだった
思わず嬉しくなって「♪朝日はもう昇るよ~」のところ一緒に歌っちゃったよ(笑)
あとで新城氏に聞いたら「とっさの思いつきで、実はこのユニットではやったことないんだよね」
だと! 驚きだ すごいねえ!(「すごい」を連発しちゃった)
そのあと弦を張り終わった北川が復帰 そして最後までもう爆裂するようなバンドサウンドはもう途切れることがなかった 思わず僕もミキサーのフェーダー上げちゃったよ~ いやあ熱い熱い!