今朝の豪雨はすごかったね 僕は寝ていたのだけど、またまた雨音で目が覚めてしまった 窓の外を見ることはしなかったけどもう10時を過ぎても外が薄暗い そういえば昨夜、真夜中の遠くのカミナリは長くてしつこかったなあ どういうわけか、昨夜僕の部屋のすぐ向かいのアパートのベランダに犬が繋がれていてカミナリが鳴るたびに「ワンワン」と吼える 犬も可哀相だけど・・・僕も可哀相だった
さて、今日のペンギンハウスライブは弾き語りで始まった 羽賀和貴 ペンギンハウスではお馴染みのギター弾き語りのシンガーだが、ここに登場するのは久しぶりだ
例によって紙袋にボディーだけ突っ込んだギターを抱えてやってきた彼はワインをボトルで注文する これもいつもどおりなのだが・・・彼のライブはいつも予測不能なのだ
ライブという「場」をいつもその時のひらめきで作ってゆく彼の演奏には「殺傷力」の強さがある ユダンならないヤツなのだ ギターを弾きながら・・・呟きが→唸り→叫び→咆哮・・・にあっという間に変化する うん?どっかで聴いたことあるメロディーだな・・・と思ったら「夢は夜ひらく」の羽賀バージョンだ これ・・・凄かったな!
2番目も弾き語りシンガーだ ペンギンハウスの「志ん生」こと 宮崎悟 だ 彼自身によると「今日はすごく元気がある」んだそうだ 見ていてはどこが元気なのか・・・他者にはどうもはっきりわからない・・・いつものゆるい感じの宮崎だったが、彼が歌いだして僕はちょっとびっくりした
声がいつもと違ってかなり大きいのだ! 慌てていつもは目一杯上げてあるボーカルのフェーダーを下げた なるほど、確かに元気だ 今日はその次に出る出演者を観るために大勢のお客が詰め掛けてほぼ満席の客席にちょっと戸惑いながら(・・・かな?) 「僕演奏やってもいいんですかね?」などというところはさすがの宮崎だ
後半からはユニットになる 最近ここペンギンハウスには連続して登場している「テクノレゲエユニット」の マラカスクエスチョンズだ 彼らを観に今日は大勢のオーディエンスが大挙してやってきてくれた 打ち込みやパソコンを使っての演奏なのだが彼らの音には生身な感じがあって決して「打ち込み」というドライな印象がほとんどない それにしてもワンステージずっと「トーキングモジュレーター」を使いまくって「大丈夫?」と突っ込みたくもなるが、ワチ(vo/key)キョウジ(g)・・・一見ただのオジサンの2人はカッコイイ!
そして「レゲエ」で繋がるか・・・」最後に登場したのはレゲエインストユニット univibes だ
本~当に久しぶりの登場なのだ 以前はほぼ毎月レギュラーでここに出演していた彼らが去年の10月以来ずうっとここで演奏していなかった
というのは、レギュラーメンバーでベース担当のエリカが出産のためお休みしていたから・・・なのかな 去年の10月には別のベースが入って1回ここでやっているけど、オリジナルメンバーでの演奏はもう1年と2ヶ月ぶりなのだ その間エリカはママになって子育て真っ最中なのだそうだが、今日はさっそうとベースを抱えてやってきてくれた 「いやあ、久しぶり」「元気だった?」という挨拶がメンバー同士で交わされる 彼らも会うのは久しぶりだそうだ
そしていよいよ演奏が始まる さすがに久しぶりのためか、最初はちょっとぎこちない感じもあったけど後半になるとあのゆるやかでクールなunivibesサウンドになってきた いやあ・・・懐かしいなあ この音は同じレゲエでも前のマラカスクエスチョンズが「背脂こってり九州ラーメン」だったらunivibesは「トリガラ煮干のさっぱりラーメン」って感じかなあ・・・でも、今日は前半が業師弾き語りコーナー、後半はレゲエスプラッシュ(?)といった感じで・・・いやあ、また呑みたくなってしまったよ 今日はさすがにガマンしたけどね とにかくunivibes復活! よかったね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス