初夏のように・16日ライブ

昨日のむしむしする夜が明けて東京はちょっとうだるような気候に突入した もう5月も後半だもんね そんな表の暑さから逃れるには地下のペンギンハウスは実にいい だけど、その涼しさもつかの間 熱気はここにもあった
今日のライブのトップはSecret Colorsの6人組
毎回がらっと編成が変わるしそれによって演奏内容もずいぶんと変わるユニットなのだが、今回はまずリーダーが持ち込んだ怪しげな機材が主役なのかな・・・あの・・・それって「洗面器」だよね 一斗缶のフタだよね
それらをエフェクターにつなぐと・・・そんな音になるのか~~
演奏はかなり硬派なフリーミュージックだ ジャズでもあり
ファンクでもあるかなあ・・・意外と踊れちゃうんだよね 終演後リーダーに「あのエフェクター面白かったですよ」と言うと「本当?じゃあ、しばらくこの路線でややろうかな」
とおっしゃってました

2番目の出演者はThe Sicks ギター、ベース、ドラムの3人・・・と思うと実は2人なのだ ギターの彼はドラムもやる それぞれを弾きながら歌も歌う マイナスワンのユニットだが不足感はぜんぜんない うたは聞いてると僕は「ブランキージェット・シテイー」をちょっと思い出した ちょっとだけどね
遊びのないぐいぐい前につき進んでゆくロックって言ったらいいのかな ちょっと脆いところがあったりして・・・すごくストレートでいい演奏だった

3番手はがらっと変わって「大人のロック」って言えるかな 新城ヒデキとトラブルメーカーこちらはvo/g,b/cho,ds/choの3人 リーダーの新城さんはペンギンではほかのセッションでもよく登場するお馴染みのギタリスト、現役の歯科医でもあるのだ(歯が悪くなったら新城先生に診てもらおうね) 話がずれたがトラブルメーカーズはベテラン揃いで「大人」なのだが演奏はいい意味で「子供」だ
あの、少年が持っていたやんちゃな「ロック好
きだもんね」という気持ちがその演奏からぼろぼろこぼれてくるのだそこに大人のほろ苦さが加わるといい味だよねえ 最後にやった先日日本で客死したドナルド・ダック・ダン
に捧げる歌はちょっとジーンときたよ
さて、本日のラストはペンギンではお馴染みの
ギタリストハラ☆タカシが率いるHara’s Session メンバーはハラ☆タカシ(g)、細谷拓馬(wb)、奥津健介(ds)そして、これもペンギンではhanTakoやPEKOでも活躍するハナコ(perc)の4人 ハラさんのギターはポケットがむちゃくちゃ多いし懐が深い あらゆるギターテクを駆使した彼とほかのメンバーによるかなりフリーっぽい演奏は最初
に演奏した「Secret Colors」とも重なるがこちらはやはりロックの色合いが濃いなあ こういう演奏を聴いているとつい時間を忘れるね・・・ふと時計を見るとおっと!もう11時を
回ってるぞお!!

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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