秋とはいえ      12日

寒いっ!

昨日の午後からここ東京の高円寺でも”木枯らし”が吹いて帰り道の八幡神社には落ち葉がすごく落ちていた なんだか秋~冬へと階段を3段くらい飛ばしてしまったみたいだ・・・捻挫には気をつけようね

さて、今日のペンギンハウスライブはワンマン 「ファンキージャズピアノ」というタイトルでここではお馴染みのピアニスト吉岡秀晃(p)と瀬山光一(wb)瀬山研二(ds)のトリオの演奏だ

吉岡さんと僕は7月31日の仲田修子ライブ以来の久しぶりの再会だ あのグルーブ感溢れる最高にホットだったライブは今でも記憶が鮮烈に残っている

表のじんと冷え込む外気を跳ね飛ばすような熱い演奏が聴きたくなるような夜だねえ

今回、僕はピアノのPAセッティングを今までのピックアップ2つで拾うやりかたから”高音部はピックアップ”で”中低音はマイクで”というやりかたに変更してみた

こうするとピックアップ臭さがだいぶ減って中低音の温かみが出る「エアー感」のある音になるという手ごたえがあって、最近の藤原愛とか弾き語りでピアノを弾く出演者にもなかなか好評だったからだ

さて、演奏がはじまる・・・うん、吉岡ピアノはほとんど生音に近くうっすらと増幅された感じが聞いてていい感じだ そして演奏もバラード系が多いのに徐々にホットさを増してゆく

前半が終了して吉岡氏がニッコリ僕の方を向いてぐうっと親指を上に突き上げて「いいよ!」と言ってくれた ようし、これで今日はいけるぞ~

休憩を挟んで第2部がスタートする ここで”リクエスト”に応えてこの曲「Autumn Leaves」

そうだよね、この時期だったら「歳時記」のように”ど真ん中”な曲・・・でも今日の寒さはもうそのずっと先まで行ってしまってるようだった

でも吉岡トリオの演奏はその寒さを蹴散らしてもう一度陽だまりの温もりを引き戻すようなホットさ溢れる演奏だった ここら辺から瀬山研二のドラムもどんどんヒートアップしてゆく

そして、後半のカリプソのなんとかという曲ではもうラテンビートが炸裂! 前に修子バンドで「Summer Time」をやった時に感じた吉岡ピアノのラテングルーブの凄さがやはり全開だあ

彼のピアノワークってまるでスキーの大回転の選手のようだ ”小節線”というポールをどれもぎりぎりのエッジングで本当にすれすれのところでかわしてゆく・・・ああ、秋なのになぜか”ウィンタースポーツ”の話をしてしまった(笑)

そして最後はこれも恒例となったブルースメドレー・・・寒い空気を吹き飛ばしてなおお釣りの来るような演奏・・・いやあ温まったよ~

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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