嵐のような     25日

お天気が不穏な午後・・・西から近付いている低気圧が東京の上にもどんよりとのしかかってきていた

夜には雨も風も強くなって外は嵐のようになってきた・・・らしい

ここ地下のライブハウスに居ると外のことはさっぱりわからない 入ってきたお客さんがそう言っていた ただ、なんだか空気がじめ~っとして蒸し暑い・・・のかな 変な陽気だ

さて、ペンギンハウスライブはいつも「天候不順」のようなものだが・・・あ、これは褒め言葉なんだけどね・・・いやあ今日も”大荒れ”だったのかなあ

今日最初の演奏者は あさのおよぐ なんでも昨日東京ドームで”ボルダリング”というのをやってきたそうで(ロッククライミングみたいなやつね)体が筋肉痛だとこぼしていたが、ステージはすごくパワフル・・・まったく曲間を空けずに連続してどんどん演奏する いやあ、ロックには体力が必要だねえ

2番目はそのあさのおよぐとも親しい2人組の”フォークDUO” 高田 だ

あえて”フォーク”と呼びたくなる体質が彼らにはある 泥臭さとあか抜けなさを守りつつ”一生懸命不真面目をやる”という彼らのポリシーはもうこの21世紀にはすっかり居なくなったスタイルだ

フォークの泥臭さと反骨をいつまでも守ってってほしいねえ

3番目はユニットだ 笑いながらフリーを演奏する集団!という名前のバンドのメンバーは 木下 徹(g) 林隆史(g)  細谷拓馬(Wb)  長沢 哲(Dr) という顔ぶれ 木下はベースの安威俊輔と組んでゆったりめのインストをやったり「ロス ペリキートス」というテックスメックスのバンドでギター弾いたりの”マルチ”ぶりだが、今日はキングクリムゾンの曲をやったり林や長沢のオリジナルを演奏したり・・・いやあゼイタクなインストバンドだったなあ

最後に登場するのは2人組アコースティックユニット 東京セッション だ

ペンギンライブをご存知の皆さんは知ってると思うけど「アコースティック」とは世を偲ぶ仮の姿・・・もうそのギターから撃ちだされる打音はすごい殺傷能力のパワーロックだ

「今日は腰が痛くて・・・」と演奏前にこぼしていたボーカルのホシカワだったが・・・どこが痛いの?と聞きたくなるような暴れぶり! いやあ・・・やっぱり今日のペンギンハウスも「大嵐」だったねえ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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