今日は平日だが企画イベントだった タイトルは「les GITANES」 京都に住むキヌキヌという人が出演者を集めペンギンハウスでもお馴染みのアコースティックギタリストでシンガーの潮田雄一を中心にアコースティック系のミュージシャンばかりのライブだった
最初に登場したのはアコーディオン奏者の マメルダ という女性 小柄な体格にビッグサイズのノタンアコーディオンを抱えてパワフルな演奏 ヨーロッパやアメリカのフォークロアな匂いのする曲を力一杯演奏してくれた 僕も小学生のときアコ弾いてたけどあれってジャバラの開閉にものすごく力が要るんだよねえ・・・
2番目に演奏したのは モリシマヒロシ というシンガー
前半は6弦のバンジョーを弾きながらカントリーっぽいなかなかシブい演奏 ハンク・ウィリアムスの「Love Sick Blues 」なんかよかった 後半はエレキギターを抱えて・・・それもアコースティックっぽいサウンドで・・・これもよかったね
3番目は PUNPUN というギター弾き語りシンガー エレキギター(さっきのモリシマヒロシが使ってたギターのは彼のだ)を非常にアコースティックなサウンドで鳴らしての演奏
独特の節回しやギター奏法には色々な「ワールドミュージック」のエッセンスが溶け込んでいるようで・・・最近のミュージシャンたちは色々な音楽聴いて吸収しているみたいだなあ
面白いサウンドを作ってた 後半はマメルダのアコーディオンも入っての演奏もあり
そのあとマメルダの演奏があってそして最後は 潮田雄一 の登場だ
今日の出演者たちは皆お互いによく知ったもの同士らしく、今日のライブは最初から和やかな空気をいっぱいに含みながら進んできたが潮田の登場でさらに空気がホットになった
・・・とは言ってもそこはいつもマイペースの潮田だ ひょうひょうと進める演奏はそれ自体が「潮田ワールド」なのだ
今日は今までのMartinからYairiのギターに持ち替えてあのどーんと下げる変則チューニングや「ジョン・フェ-イ」を思わせるようなフィンガーピッキング・・・マイクに本当に呟くように歌われるオリジナルの曲・・・どれもこれも「潮田流」に満ちている
最後は出演者全員でのセッション・・・まるでアイルランドのパブのような(行ったことないけど)雰囲気に包まれた今夜のペンギンハウスでした
高円寺ライブハウス ペンギンハウス