なんかさあ・・・どことなくクリスマスムードが漂っているよなあ・・・世間は それにしても今朝方の雨はなんだったんだろう・・・雷も鳴ったし
それはそれとして今日のペンギンハウスライブ・・・面白かったなあ
最初の演奏者は 田中彰己 だ
今年一年もずうっと自分のスタイルを模索し続けてきた彼だが、今日の演奏はちょっと「歴史的」だった なんだろう・・・今日のリハの時に彼が話していたこと・・・「ジミーさん、僕はやっと壁みたいなものを乗り越えて新しい自分を見つけたような感じなんです」・・・みたいな
それもあって今日の彼の演奏は最初から”一味”違っていた
今までやっていた自分のオリジナルをかなりメロデジーを崩して歌ったり、うん 「波乱」の予感・・・
そして初めて披露した新曲2つ・・・「赤いワインを抱えてピーコートを着た男」・・・これ、すごかったなあ・・・ディランやシド・バレットに触発されたというトーキングスタイル・・・それがまるで彼の絵画のように自由でクリエイティブなものに変化していた
今年の最後に来ていい場所に辿り着いたねえ 来年もガンバレ! よろしく~
さて、2番目からはインストユニットばかり・・・それも年齢順?
最初のユニットは ハヤカワタツヤ(g)ニシノ(key)を中心にした若いトリオ Bag’s groupだ
ハヤカワのボーカルをフューチャーしながらなかなかファンキーなオリジナルナンバーを演奏する彼ら・・・JAZZという枠の中に居そうでそこからいともた易くすり抜ける彼らのスタイル・・・今年も来年も・・・眼が離せない そういえばなんかちょこっと「クリスマスネタ」やってたなあ(笑) そういえば、まったくカンケイないけど今日のハヤカワくんがなぜか「グレムリン」に似ていると・・・思ったのは僕だけか
そのBag’s groupの演奏を見ながら「次はオヤジたちの出番だよなあ・・・」と言っていたのが3番目に登場する3人組ユニット DBS3 だ
もちろん平均年齢は20ぐらい上なのかな・・・しかし、彼らの演奏はそれこそ「若さ」とか「老い」とかカンケイない躍動性とアグレッシブさを持っている
それこそサウンドがハラワタにぐいぐい喰いこんでくるような圧力と切っ先を持っている
ハラワタに食い込まれた方はそれが気持ちよくなってしまうからねえ・・・
そういえば「クリスマスネタ」もちょこっとやってくれたねえ(笑)ハラタカシがピアノ弾くというサプライズもあったり・・・今年のDBS3は今日が最終 また来年よろしく!
そしてベテランといえばこの人たちもだ・・・MΛNTRΛ・・・もう本当に長くこのペンギンハウスライブに毎月のペースで出てくれている
ミヌマ、シラコ、じゃいあん・・・この3人が作り出すアンサンブルって本当に「痒いところ」を指先でカリカリやってくれるような気持ちよさがあるんだよなあ
決していきり立つのではなくゆったりと座って・・・頭の上をクリスマスキャロルが通り過ぎてゆく?
そんなのより「Miss New Orleans 」・・・だったかなあ ミュージカル映画のテーマ曲なんだけど僕が大好きな曲を今日もやってくれた それにミヌマのブルース・・・これもいいよねえ
さてMΛNTRΛは今年はあと30日・・・ペンギンハウスの最終日に登場するよ これは企画イベントなんでまた楽しみだねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス