スーパープルーム      3日

10月に入って最初の週末がきた 今日3日はお天気も穏やかでちょっと暑い・・・しばらくはいい天気が続くようだ

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は 中川カルテット
ギターの中川を中心にしたインストユニット カルテットと言ったが今日は中川(g)、オオモリ(ts)、スズキ(as)、オオタニ(wb)、オカダ(ds)の5人編成

いつもは中川のオリジナルを中心の演奏だが今日はそれぞれのメンバーが持ち寄りのオリジナルを入れての演奏 いつもの中川サウンドとはまた一味違ったサウンド、けっこうオーソドックスな4ビートジャズに近い演奏 大人の香りがたっぷりしていた
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2番目に登場したのは electric junk
ギタリスト小川を中心にした g , b , ds それにパーカッションが加わり4人編成のインストトリオ 懐の深いいい気的なギターサウンドと小気味の良いリズムサクションが組み立てる上質なロックインストは気持ちがいい あのなんとも有機的に脇の下あたりからもぐりこんでくるような小川のギターには心がうずいてしまうのは僕だけだろうか
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3番目に登場したのは今日唯一インストではないユニット Mariko Accidents
vo , b/vo の二人組みユニット  サンプラーなどの音源を使ってそれに生の演奏を重ねてゆくというやりかたでギリギリのタイミングでその「打ち込み」された音に実際 の演奏を重ね てゆく そこにハードなラップやステージアクションを交えたアバンギャルドで過激なパフォーマンス

彼らのやっている曲の骨格はかなりポップっぽいスタイルなのだがそれを独特の味付けによって「猛毒」なものに化学変化させてしまう 「反物質ポップ」とでも言おうか・・・ますますその暗闇の部分に鋭さが増した演奏は恐ろしいほどの殺傷能力だ
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そして今日最後に登場したのは「ローライフサーファー」のリーダーのトモが新しく結成したユニット 
編成は sax .b . ds の3人 その演奏は3つの楽器が一体になって土着的なポリリズムの上に恐るべき迫力を持ってプリミティブなリズムのマグマが溢れ続ける それも生半可な規模じゃない

2億5千万年に全地球の生命の95%を絶滅させたというアラスカのスーパープルーム噴火のように・・・僕らも飲み込まれてしまったのだ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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