蛇と馬         6日

正月休みもいよいよ昨日で終わって世間はまたいつものスピードで動き始めた・・・のかな?

なんか寒いねえ これからが一番冷え込む季節なんだよねえ・・・やだねえ

・・・とグチってても仕方ないので今日のライブレポートいこうか

今日は全員男性の弾き語り 去年の年末あたりからずうっと「宴会」のようなモードが続いていたペンギンハウスだが、今日からまたいつもの「落ち着いた」モードになった

お祭り騒ぎも楽しいが、やはりこれがペンギンハウスの本来の姿なんだよね

今日最初の演奏者は・・・そうかあ、この人がまだ登場していなかった 去年の割いた出演回数を藤原愛と二分した男・・・あさのおよぐ だ

正月明けとあってちょっと彼自身”空回り”するようなシーンもあったけど爆発的エネルギーを持った”ターボエンジン”のような持ち味はじっくりと暖まってくるとやはり”圧縮比”がものすごい

今年もその向こう見ずなくらいの活きのいいパンクロックをたっぷりと聴かせてほしいねえ

2番目はあさのおよぐの”後輩”?にあたるシンガー 西山諒 だ 決してパンキッシュでも烈しくもないのだが独特の絞り出すハイトーンなボーカルは常に天にむかって吹き上げる”間欠泉”のような瑞々しさと煌めきがある 今回から、今年から今まで使っていたボーカルエフェクトを一切止めて「生で勝負します!」ということでかなりアコースティックな演奏になったがこれもいいね まだまだ若い彼が今年どんな進化をしてゆくか・・・これは楽しみだなあ

3番目の演奏者はやはりギターの弾き語り こが・マンモス・りょうすけ ペンギンハウスには本当に久しぶりの登場だ 彼の演奏スタイルは あさのおよぐ にかなり近い 実はだいぶ前に彼らは同じバンドで活動していたこともあるのだが、それだけでなく独特のユーモラスでパンキッシュな曲作りとか表現のしかたとか・・・けっこう共通点があるのだ そして、以前はあさのおよぐの「オリジナル」だということになっていた(笑)「ベートーベンをぶっ飛ばすんじゃねえ」というナンバーには彼のユーモアとシニカルな部分がミックスされていて名曲だし名演だ

実は今回最初はバンドで出演する予定だったのだがメンバーの都合でソロに 次回はぜひバンドバージョンも聴いてみたいね

さて、弾き語り男性陣がずらっと並んできたが最後はこの人・・・そうかあ、今日が2014年1月の第一月曜日だった・・・というわけで「第一月曜日の男」ことSHABA-DABA の登場だ

「今日は平均年齢が若かったけど・・・僕ひとりで上げてるね」などというようなMCから入る曲はお馴染み「蛇の道はヘビ」 そしてヘビの歌は今年の干支の「馬」につながっていく・・・「馬の耳に念仏」 ははは いいね 今日は久しぶりのソロ演奏・・・やっぱりじっくりとした味があるねえ

そして今年の高円寺の街角はやはり「どうしようもない飲んだくれ」たちが埋め尽くすようで・・・「ここで酔いしれて」・・・そうだねえ またあのどうしようもない愛すべき高円寺の街がむずむずと目を覚ましはじめたねえ・・・さあ今年も始まりだあ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする