なくて七草    7日

さて、今日は七草・・・というわけで”松の内”も今日までということなのだね

今日のペンギンハウスライブはまた弾き語りが4組・・・それにしても多彩多才だったなあ

最初の演奏者は 大竹直人 ここペンギンハウスには去年の3月からほぼ毎月出演してくれている若手のなかでもかなりの実力派のシンガーだ

対バンのほかの人たちからも「いい声だねえ」という評判が高いが今日もあの独特なコンプがかかったようなちょっとハスキーな声が目白押しだ そしてどっしりと落ち着きのあるステージングに常に何か新しいものを取り込もうとする貪欲さで今年もどんどんペンギンライブを掻き回してほしいね

そういえば今日の彼のステージ衣装(?)はここに初めて出演したときと同じなのだそうだ・・・調べてみた・・・

本当だ!・・・・・・右写真・・・・・彼の思いがそこにあるような・・・

さて、2番目の演奏者は女性の弾き語りシンガー ハルミ だ

「独唱パンク」という看板をしょって立つような彼女だがその独特な柔らかでエネルギッシュな表現は日々変化と進化をやめない 今日はループマシンを持ち込んで何をするのかな・・・と思ってたらそこにサンプリングさせたパーカッションにボイスとか口笛とかをうまく使って「環境音」みたいなものを生み出しながらそこに歌が重なってゆくという・・・面白いことをやっていた あと、オープンのときにやったモノローグのようなシャウトのようなのも・・・よかったなあ 今年もいつも元気なステージを見せてほしいね!

3番目はお馴染みベテラン(?)シンガー 地味KEN だ 今年ははじめての登場

ナイロン弦のギターを「ご無体な」とばかりにぐいぐい引き絞りながらあの深く懐の奥から絞り出してくるようなボイスで聞かせてくれる彼のブルース そうだったか、あの曲は「BEGIN」の曲だったんだね・・・そして「Alone Again」・・・オリジナルナンバーの「Wor City」は去年の最終ステージからレゲエ調のスタイルになったが、こちらのほうがいいね 今年も末永く・・・よろしく!

そして最後にはこの人・・・本当に久しぶり ほぼ一年ぶりのペンギンハウス登場になる・・・寺田町 だ

久しぶりなのも無理が無い 一年中日本中を歌って回っている彼のスケジュールを押さえるのはたいへんなのだ

本当に久しぶりにやってきてくれた彼は前と同じようにガットギターを抱え音叉を口に咥えるといういつもながらのやりかたでチューニングを念入りにやってからマイクの前に立つ

そしてリバーブは一切かけずモニター返しもなしのきわめて”シンプル”なやりかたで彼の演奏は始まる

久しぶりに聴くのだがあの全身を使った歌い方・・・ギターのビブラートだって弦だけじゃなくギター全体それに身体までの使ってのビブラート・・・そうかあ、これは魂のゆらぎなんだねえ

本当になんの飾り気もないような彼の歌はそのまま聴き手の心にダイレクトに届く 日本中をこの歌で旅して歩くシンガー・・・今年で54歳になるそうだが、まだまだ元気で続けてほしい

そして客席のアンコールに応えて歌った曲 「ジミーさんに聴いてほしい」という前置きで歌われたのは・・・こんな歌詞で始まる曲だ

「こんな 長い トンネルって あるだろうか・・・♪」・・・うわあ懐かしい!

僕のかつての音楽仲間 朝比奈ヤストの曲だあ~! ありがとう!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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