キャッチボール      22日

なんだか少し陽射しが強くなってきた気がする・・・気のせいなのかもしれないけど・・・でも今日はなんだか暖かいような気がする 立春まであと少しかあ

さて、今日のペンギンハウスライブ スタートがいつもより15分ほど押しで始まった

トップは今日唯一の弾き語りコーヘイフジノだ 最近・・・というかだいぶ前から彼のボーカルの声量がすごく上がってきている ハイトーンで伸ばすところなんかそこらのロックバンドのボーカリストよりも声が出る そこで今日は試しにステージのモニターの”返し”をギターだけにして外音だけでやってみた 全く問題がなかった 彼ぐらいくっきりと声の出るシンガーにはモニター返しは不要だねえ

そして、今日は彼のことをまったく知らないオーディエンスの前で歌うことになったコーヘイ・・・最初はあの「タナトス」な歌詞に聴くほうが違和感を覚えたか客席の反応はイマイチだった

しかし、徐々にステージが進むにつれ彼のメリハリのしっかりしたそして「ポジティブ」な表現とジェントリーなステージングに段々と聴き手が引き込まれてゆくのが見えた

「ぽんこつ音頭」では客席から笑い声も・・・こういうシーンを見ていると嬉しくなるね コーヘイ いいよ!

2番目・・・ここからはユニットになる Telepathic Swinger g/vo , b , dsのトリオのこのユニットはとにかくリズムの深さとタイトさに命をかけているようなところがある気がする

トム・ウェイツのようなだみ声のボーカルはその声自体もドラムやギターやベースと同調するようなパーカッシブでドライな歌い方だ もしかすると「言葉」自体もリズムというものに参加する一員になっているのかも知れない これだけ深く深く・・・底の底までもってゆくリズムリフを持っているサウンドってなかなか無いよなあ・・・これがクセになるんだよねえ 来月は26日にこのユニットの「姉妹バンド」?とも言える「Zeeblebuzz A Knot」がここに出るよ こちらもお楽しみに

3番目の演奏者はTigh-High ペンギンハウスもお世話になってる高円寺の中古楽器ショップ「AVガレージ」のスタッフの方たちで結成されてるバンドで vo/b, g , ds の3人で編成されているのだが今日はちょっとしたアクシデントがあった それはお店の店長さんをやっているベースの人がなんとインフルエンザでダウン・・・出演できなくなってしまったのだ 最初は出演キャンセルも考えたのだがもうすでに来る予定をしているお客さんもいるそうなので残りのメンバー二人がギターとドラムでの演奏をするということになった バンドの一番メインのメンバーが欠場とあってかなりしんどそうだったが・・・マイクスタンドに欠員メンバーの名札をつけて二人で一生懸命がんばってのステージング・・・お客さんたちも応援してくれたしある曲では客席にいた人が急遽コーラスで参加 こういうのっていいよねえ

そして今日最後の演奏者は g/vo , b , ds の3人ユニットNOR HOUSE だ g/vo のマコは前のライブまでずうっと肩の調子が悪くて座っての演奏だったが今回はやっと立ってギターを弾くことが出来るようになった ロングの白髪はまるでジョニー・ウィンターみたいだけど・・・音もそうだ

レスポールを直結でBOUGERのアンプにつないで出す音は”サザンロック”のような泥くささぷんぷん・・・おや?ベースを弾いてるのはさっきTigh-Highでコーラスに参加した彼だ!

いやあ、久しぶりにどっぷりとしたブルージーなサウンド堪能したねえ・・・客席もいい反応だったねえ お客とのキャッチボール・・・みんなそれぞれいい感じだったね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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