離れ業      26日

今日のペンギンハウスライブは弾き語りが一組、ユニットが三組登場 その唯一の弾き語りが 山田宏樹 だ もうすっかりレギュラーに定着した彼の演奏はとにかくソフトでジェントリーだ

今日のギター、いつもよりさらにいい音してるなあ・・・愛用のSouthern Jumboを抱えて・・・優しい彼の声はちょっと昔のマイケル・フランクスみたいだ 歌ってるときの顔はちょっと「ライオンキング」みたいだ(笑)

2番目はインストユニット スティールパンにピアノ、ベース、ドラムの PAN-T だ

彼らの演奏は去年の12月30日のラストデイ以来だ 演奏はお得意のナンバー「ビリンバウ」から始まる この曲、ブラジルのギタリスト「バーデン・パウェル」の曲だ リーダーでスティールパンの小西弘人は元々サンババンドからスタートした経歴を持つ ビリンバウというブラジルの民族楽器は彼にとっては特別の意味を持っている 「ギャギャギャギャ~ン!」と思い切りパンを叩くイントロ その圧力でスティールパンの音が歪む ジャズっぽい衣を纏いながら根はすごくアーシーな彼らの演奏だ

3番目のユニットはZeeblebuzz A Knot だ 通常はg/vo , b , ds のトリオなのだが最近はベースがドラムも叩くという「離れ技」をやってのけた まずベースで1~2小節分のフレーズを弾いて「ループ」させながらドラムを叩く・・・それに合わせてボーカルギターが演奏するというかなり難易度の高いプレイなのだが、彼らの得意とするソリッドでドライな演奏がそれでちゃんと成立しているところがすごいなあ・・・リズムの切れ味が本当にいいんだよね

そして今日最後の演奏者はTail’z だ ゲストプレイヤーは宮川直己(b)・谷本朋翼(d) リーダーでボーカルの泉田理歌の作る曲の完成度そして彼女のボーカルテクニックはもう「無敵」な感じでTail’zはいつも人気がある しかし、今日の彼女はかなりノドの調子が悪いということで僕も心配したがいざ本番になるとそんなことはまったく感じさせないパワフルな歌でそしてバックの素晴らしい演奏と合わさって、今日も素敵なTail’zワールドが繰り広げられていた いやあ、本当にお疲れ様でした!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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