寒波のくる前に  9日

3月に入ってなんだか寒いよなあ・・・ 陽射しはあるんだけどねえ

今日最初の演奏者は 田中彰己 お洒落なマフラーにハンチング・・・まるでパリジャンみたいだ

曲は最近の彼のなかでは一番カラーが出ている「赤ワインのボトルを持ってピーコートを着た男」(というタイトルだったっけ?)から始まった 静か目なバラードが多かったかな ガイコツマイク・・・カッコイイけど顔が見えないぞ(笑)

2番目は加藤志乃ぶ&伊藤孝喜 加藤はいつもは「Orange Cloude」というロックユニットと一緒に出演しているが、今日はそこのドラマー伊藤がパーカッション加藤がアコギというアコースティックセットだった まったく個人的な好みで言うと僕はこちらのほうが好きかなあ・・・もちろんバンドもいいしあのレスポールをかき鳴らす加藤志乃ぶも好きなのだが、今日のセットだと彼女の素晴らしいボーカルがなお一層深く伝わってくる 伊藤のカホーンもじつにツボにはまってタイトでいい音だ 静か目のサウンドなんだけど伝わってくるものの熱さがすごい! またぜひ聴かせてほしいなあ

3番目はやはりDUOだがこちらはエレクトリックスタイルのユニット ピーフラン だ

宮園(g/vo)と諸橋(ds)の作り出すサウンドはビート感を十分に出し切りながらさらにその底になんともいえない渦を巻くような深く重い情念のかたまりみたいなものがいつも潜んでいるみたいな・・・洋楽のはずなのになぜか「和」の心をすごく感じさせる音楽を創り出している そういえば久々の登場だったのでこの曲を聴くのも久しぶりだ・・・「虹の蛇」・・・くねくね・・・と

今日最後の演奏者は g/vo , g/vo , ds の3人編成の セブンティーンだ そういえば今日はすべてベースなしのユニットばかりだった 「セブンティーン」とは言いつつもボーカルのコヨシは今年二十歳だそうだ それでも若いよねえ

彼らの演奏するのはすべてカバーばかりだが、ギター2台とドラムというちょっと乾いた音で気持ちのいいR&Rナンバーばかりを次々と聴かせてくれる

日曜日の夜・・・ちょっとばかりヒートアップしてアルコールで身体も心も暖めて帰ってね~

今夜から「この冬最大級の寒波」が来るらしい・・・やれやれ・・・だね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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