何が出てくる?  20日

企画ものをのぞけば週末のペンギンハウスの出演者のカラーは実に多彩だ

週末しか出られない・・・そういう出演者もあるから時によっては驚くほどカラフルな取り合わせが見れるときがある・・・今日がそういう日だったようだ

最初の演奏者は クチナシ b , ds , saxのインストトリオだ ベースはDakatZのメンバーでもある その彼のクリアーでいながら頭上からどっか~んと落ちてくるような重量感たっぷりのベース、それに小柄でいながらどこにそんなパワーがあるのかいつも不思議に思う女性ドラマーのエッジのたったやはり重量感あるドラム・・・きけば彼女・・・キックボクシングやってるみたいだ

そして大きな体格からその小さめに見えるアルトサックスに土着性まで匂わせるような音を吹き込むサックスプレイヤー

昨日のハードコアパンクとはまったく別種のクリアーながらどっす~んと殺傷力のある演奏は聴いてて本当に気持ちがよくなってくるのだ
005010012008

2番目は打って変わってギターの弾き語りだただ、だからってナメちゃいけない たった独りで1本のギターで途方もなく重量感のあるギターをかき鳴らしアグレッシブに思い切りのパワーを込めて演奏するのはご存知 SHOTGUN BLADE だ

今日はつい先日の「ワンマンライブ」のあとでなんか機嫌が良さそうだった それもあってか1曲1曲を丁寧に解説しながらの演奏・・・そして前回もやった”大作”「ストール ブリンガー」 渾身の熱演だった
013015019020022

3番目はなぜか今日の出演者ではちょっと”異色”な感を与えたユニット 中川カルテット だ

カルテットだが今日は g , b ,ds に saxが二人という5人編成

中川のオリジナルの曲はゆったりとアンビエントな感じのするものが多いが、今日は特にそういう曲が多かった 最初の2曲のタイトルが「温泉」「ボート」・・・だからもろリゾートだ!

どちらかと言うとほかがすべてアグレッシブな演奏者が多かった今日の中で本当にいい耳休め・・・というか心の憩いをくれたなあ・・・
024026029028

その静寂の時間は見事に打ち破られる 最後に登場したのは”こともあろうに”・・・この2人・・・東京セッション

恐れをなして(笑)逃げ出す観客たち・・・(笑)それをさらに助長するようになぜか幕開けはまるで「オカルト映画」のように始まり・・・次第に爆音になってゆき・・・途中からなぜかオペラのような「パラダイムシフト」・・・さらにアングラ演劇のようになり・・・ヘビメタみたいに・・・最後はなぜか対バンだったSHOTGUN BLADEを思い切り讃える「ストローク番長」だ

いやあ~今日の東京セッションはいつにもまして殺傷力強くて僕は笑いころげたよ

逃げたお客さんたち・・・はっきり言って損したよ! 何が起きるかわからない。。。そんな週末のペンギンハウスはは今日もすごかった
032033034036038039041046049053054054

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする