ふと思いついて 18日

今日は暖かい! 昨日降った雨がまだ地面を濡らしている道路を歩いているとちょっとポカポカした陽気で自然にコートの前ボタンを開けたくなる でも、こういう時がカゼなんか引くきっかけになったりするからご用心! では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はジョコンダの憂鬱

今日はいつもと違ってBOGNERのアンプを使うという 僕がディレイの使い方を説明すると「うむうむ」といった感じで聞いていたが、本番ではそのガイドをとてもうまく応用したいい音を出していた 彼は”直感的”なギタリストだ ときにはその音は「ノイズ系」に近くなるときもある でも違うところがある それは彼のギターは常に歌ってるのだ 歌い続けているのだ ノイズでは・・・ない

2番目に登場した burasagari 彼らのサウンドも下手すると「ノイズ系」のほうに引っ張っていかれそうになるかも知れないが、これも違うのだ ギターの太田はやはりブルースギタリストなのだ これだけ全身を使って酷使するギタリストもなかなか居ないのじゃないかな・・・僕は彼がギターに張ってる弦がとんでもなく太い(アコギの僕よりも)のを知ってるのでそう言っちゃうのだ そしてドラムくんは今日が誕生日 今年も2人して身体酷使してがんばってくれそうだ!

3番目に登場するのは 木下徹BAND もうほぼ完全にこのメンバーで固定したみたいで、それだけに曲の詰め方がすごいことになっているなあ 今日のスタートはいきなりブルースだ 「おっ!」と思ってるとセロニアス・モンクの「Blue Monk」だ  今日はけっこうプログレッシブな曲・・・それも難しいものばかりやってたなあ~ ギターの木下はツインアンプ その爆音に近い音量に太刀打ちする竹内のマンドリンもスゴいなあ・・・他のプレイヤーだったら絶対に気後れするところだけど・・・

そういう光景を直視しながら僕はほとんどゆとりが無い もう新しい役との格闘は今日も続いている だいぶ使えるようにはなってきたけどねえ(笑)

そういうこともあってこの人は僕に楽をさせてくれた 今日最後の演奏者は石田幹雄

彼といえば普段の演奏ではPAを全く使わない もうピアノの生音1本勝負なのだ 自分でピアノをいちばん納得のいく位置まで動かす アップライトの上に付いている小さな蓋の角度にまで神経を尖らす

そして演奏が始まった 最近はソフトなバラードが多かった彼の演奏だったが、今日の演奏はもういきなりものすごく烈しく始まった まるで「インプロってこういうものですよ」と言うとうな・・・いや、言うとかじゃないね 彼も感性で演奏するプレイヤーみたいだ そして2曲目の途中からまるで”あぶり出し”のようにメロディーが浮いてきた そうだ!「セロニアス・モンク」の曲だ あとで本人が言うには「ふっと思いついた」だそうだが、思いついただけであれだけの演奏をしてしまうんだから・・・やっぱりスゴい!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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