どこの氷河から     23日

今日最初の演奏者は アコギ弾き語りの 山田宏樹 だ

いつも穏やかで控えめな彼はその歌もじっくりとゆっくりと物静かに聴き手に伝わってくる

たとえば表がどんな大嵐や吹雪でも・・・ここに居て彼の歌を聴いてるとそのすべてを忘れさせてくれるすごく柔らかなオーラで満ちている 僕も土日はけっこうハードな仕事をこなすことが多いので彼の唄がとても心地よい・・・気持ちがいいなあ
027023024025026

2番目はやはりギター弾き語りの 地味KEN

ソフト・・・といえば彼の演奏もソフト・・・いや、そうじゃないな(笑) 決してガツンガツンと角を立ててくるような歌い方ではないのだが、大きな波が「どっぱ~ん!」と押し寄せてくるような、あるいは溶岩がゆっくりと流れてくるような・・・ぐぐぐっと迫ってくるようなものがある

それにしてもオリジナルの「「Wor City」から突如「傘がない」に持ってゆく強引さ さすが、だてに場数踏んでない「アコギさ」があるなあ(笑)
028030031032033

3番目は ご存知、やはりアコギの弾き語りシンガー コーヘイフジノ だ

ひとつ残念なお知らせがある 彼の家庭の事情で来月10日の演奏でペンギンハウスへの彼の出演はとりあえずお終いになる・・・だから今日を含めてここで彼の演奏が観れるのはあと二回となった もちろんそれを一番残念がってるのは彼自身だろう

ペンギンハウスにレギュラーで出演するようになってとにかくめきめきと実力をつけてきた彼、先月は仲田修子ライブのオープニングアクトまで務めて期待されてただけに・・・惜しいなあ!

そんな彼だが、今日も淡々と礼儀正しく明るくかぎりなく暗い重い歌を次々と歌う まさに「陰極まりて陽となる」を体言させた演奏・・・勿体無いなあ 今日もはじけてた「ぽんこつ音頭」!
034037038039040

そして、今日最後の演奏者 ここだけはユニットだ g/vo , g ,b ,ds にディジュリドゥーが加わって5人編成(本当はあと一人ジャンベがいるらしい) ペンギンハウスには初登場の 毒マンモス だ

名前のインパクトもあるが、なにしろリハにはメインメンバーが来てなかったので本番が始まるまで僕もどんな演奏をするのかさえ判らないまま始まった

いきなり1曲目がレゲエだった それもかなりディープで危ない感じ(笑) こりゃあとんでもないものが氷河の中から出てきちゃったなあ・・・ボーカルも独特のアクの強い歌い方で、かなりメッセージ性の強い歌をパワフルに歌う 2曲目以降もファンクっぽいリズムやロックテイストの強いものも混ぜながら、独特の「アブナさ」は最後までキープされていた いやあ、いいバンドだねえ・・・いかにも中央線っぽいけど・・・どこから来たの?どこの氷河に埋まってたのかい?ねえ

でも、ライブ終わったらメンバー全員すごくいい人ばかりだったよ(笑)
043052046

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする