短編小説④

010チェロの巨匠カザルスが昔、戦時中に「一人の子供の命を救えない芸術家はダメだ」とのたもうた。こういう善人ぶった言い方が大嫌いだ。だいだい芸術家なんてロクデモナイ人間だ。月一回はパンクイベントを行っている。だいたい五組だが、まあ短い演奏だから短編といえよう。彼らの姿勢がイイ 「こんな下積みですが、よろしく!」という。

オモイアガッタ人間はお里が知れる。

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