短編小説③ 2014/8/10 2016/8/7 ペンマス丹沢亜郎の独り言 長編小説を読んで感動する。それは短編小説を読んだ以上に感動するかも知れない。しかし、それは誤解である。どんな素晴らしい長編を読んだところで、「どうせオモシロイでしょ!?」と思いながら長い時間をかけて読み切るとしよう。その時間の浪費と体力をかけたなら「オレは読みきったのだ」と感動しなければ損だとの無意識が働くに決まっている。長編そのものよりも長編を読み切った感の方が強い。達成感の方が強い。