命がけだぜ      7日

今日は涼しかったなあ~ 東京の最高気温は24度・・・これは10月中旬の気候だっていうから涼しいのも無理ない なんか調子狂うよね・・・今朝は風邪引くかと思った

さて、ペンギンハウスの今日のライブはまたそれぞれに個性と実力を持った出演者ばかりが出揃った

最初の演奏者は g/vo , b ds のトリオ Ken,Kazz&Keiichi

全員のファーストネームの頭文字がKという顔ぶれだが、彼らのがつんとコシの効いたロックは本当にいぶし銀のように重厚でそして聴いてて気持ちがいい 長年のキャリアというのもあるのだろうけど、それを超えるくらい全員が演奏することに本当に一生懸命なのが見ていてよくわかる だから伝わってくるものがあるのだと思う
002005004003

2番目はペンギンハウスへは初登場の g/vo , ds の2ピースユニット  VELOASKIN だ

最初はインストから始まり、そして歌ものの曲へ入ってゆく 聞きながらそのエッジのたったギターとか歌い方からあるバンドを思い浮かべた 「ブランキージェットシティー」だ

ギターもベースもいわゆるR&Rっぽい裏拍の浅い8ビートでどんどん前に突っ込んでゆく これが物心付いたころからどっぷり「ブルース」の中で生きてきた僕にはすごく不得意なビートパターンだ いや、大好きなんだけどね・・・身体的に把握できないのだよね あの「前へ前へ」突っ込んでゆくカッコ良さってよくわかるだけに・・・彼らがライブをやるのはずいぶん久しぶりらしいが、またぜひ続けてほしいね
007009010011012

3番目に登場するのはソロミュージシャンの 宇宙詩人 だ

ペンギンハウスには2回目の登場になる彼は前回はあとで出る浅野ヒロノブのバックでバイオリンを弾いていた 今回はソロでのパフォーマンス ギターとピアノを弾いてだ そのギターがちょっと風変わりだった リハのとき妙に低い音がそのアコギから出ていた てっきり「オクターバー」でも使ってるのかと思ったら、リハ後に見せてもらった彼のギターは6弦にベースの弦を張ってあった

これって実は僕もやったことがある ただし僕はそのベース弦は「ドローン」として使ってたが、彼はそのまま1オクラーブ下のレギュラーチューニングにしている そのギターを弾きながらの演奏はなんとも不思議な音世界を作り出していた それにまた自ら「ソングライターだ」という彼の曲は独特のアクとちょっと毒気があって面白かったなあ・・・いやあ、キャラも強いね(笑)

ピアノを弾いて歌った曲には浅野ヒロノブがボーカルで参加 このコラボ、良かった!
015016018

そして最後はその浅野がリーダーをつとめる 浅野ヒロノブGROUP が登場だ

浅野は最近個人的事情でなかなかライブができないのだが、これだけ魅力的なロッカーがライブシーンから遠ざかってるのは本当に惜しいなあ

今日はその分の思いの丈もぶち込んでさらに強烈な浅野ロックが展開された バックはつい先日ミノルBグッドのライブで出演した「バイス」 今日はミノルもバックに徹していた

そしてこの鉄壁のバンドをバックに、後半は宇宙詩人がバイオリンで参加して・・・分厚く重たくそれでいて思い切りスピ-ド感のあるロックナイト 最後の曲・・・ギターを弾いていたミノルが突然ステージから消えた どうしたのか・・・あとで訊いたらジャンプしようとしてモニタースピーカーにつまづいたそうだ(笑) ロックやるのも命がけなのだ 今日も全員真剣勝負だった!
021028025026029

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする