じっとしていられない   6日

今日は夕方から空模様が怪しくなってきた 明日からまたしばらくは雨空が続きそうだねえ

今日最初の演奏者は千葉からやってきたb/bo , g , ds のトリオユニット ウラケン三友 だ ペンギンハウスには2回目の登場 ちょっとブルースっぽいスタイルと独特のレイドバックしたリズム感でゆるーく・・・しかし重心の低いどっしりとした演奏が彼らの持ち味だ

ボーカルのウラケンの歌い方とかギターの彼が吹くハープとか・・・ちょっとむこうのブルースマンだと「ジミー・リード」なんかにつながりそうな彼らの持ってるものがなんだか雨の予感を伝えてるようで・・・高円寺の夜はゆっくりと更けていきそうだ
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2番目は vo , g , g , b ,ds と5人編成のユニット サウナズ だ

ペンギンハウスには何回か出演しているが久し振りの登場だ 彼らの演奏もちょっとブルースを意識したようなスタイル リードギターとかボーカルの黒いサングラス・・・どことなく「ブルースブラザース」を連奏させる

まあ曲はそれほどブルースを意識はしてないようで、オリジナルの曲の歌詞のほうがちょっと「おやじの侘しさ」みたいなものを歌っていて「日本のブルース」なんだなあ・・・と感じさせる 今日もノリのいいゴキゲンなナンバーで固めた彼らのステージは気持ちがいい
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3番目は今度は編成がぐうっと減る というか独りだ 他の出演者さんから「弾き語りなんですか?」と訊かれたが・・・「弾き語り」というくくりに入れるのもどうかなあ・・・と思ってしまう

ソラトブ はたしかにギターを弾いて歌うが、それを「弾き語り」と言ってしまうのに僕は抵抗がある

彼のギターとボーカル(ボイスと言ってもいい)が創り出す不思議な音空間はひとつの楽器とひとつの声だけ生み出すとはとても思えないような深さと奥行きがある これはたぶんペンギンハウスに出ている出演者の中でも彼だけの独特な「座標軸」があるのだ そしてもうひとつ・・・折り紙つきの「雨男」でもある彼は・・・今日も雨を引き連れてやってきた(笑)
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そして最後は g/vo , ds の二人 川口雅巳+諸橋茂樹 だ

川口は「川口雅巳ニューロックシンジケイト」のリーダー、そして諸橋は「ピーフラン」というユニットのドラマーで両者ともここに出演しているが、彼らは昔「ブルームダスターズ」というバンドで一緒にやっていた同志だそうだ

それだけにギターとドラムという編成でも不足感の全くないそして重量感のたっぷりあるヘビーなロックサウンドをぶちかましていた 川口のボーカルはなんだか「ニューロックシンジケイト」のときよりさらに思い切り枠を踏み外すような勢い・・・このパワーと勢いに僕もついつい誘われて・・・最初は控えめにしていた照明を、後半はかなり過激にやってました はい 川口さんには一応謝ったけどね・・・なんとか許してもらえたようで(笑) だってあんなすごいロックやられちゃ、こっちもじっとしてるわけにもいかなくて・・・いやあ、すごい演奏だった お疲れ様でした!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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