海は広いな  16日

この3連休 東京地方はほぼお天気が続き暑かったねえ 皆さんいかがお過ごしでしたか さて、今日は何? ああ、「海の日」だったんだねえ 海かあ・・・もうしばらく行ってないなあ その海の日の今日 ペンギンは何の日だったのだろう そうだなあ・・・JAZZの日?
今日最初の出演者は遠藤バンドというグループ これはp,b,ds,sax,tpという完全なJAZZコンボだ 平均年齢が高いということもあってか今では珍しくなったかも知れないいわゆる「ダンモ」スタイルの演奏・・・いやあこのペンギンでもなかなかこういう演奏が聴けないので久しぶりだ p,b,dsの3リズムが本当にセンシブルなコンボサウンドを構築する上にサックスとペットが交互にソロを取る ソロが終わるとそのつど客席から拍手が送られる 一昔前ならどこにでもあったような光景が最近は本当にレアになってきてるねえ この手作り精密時計のような演奏が連休最終日のちょっと疲れたあなたにはいいかも知れない そしてJAZZという海はまだまだ広がりを見せる
次に出たグループはUP2Uというg,b,dsのトリオ さっきの遠藤バンドと同じようにJAZZスタイルで演奏するのだが明らかにサウンド指向が違う それは年代層が違うという理由も大きいのだろう あきらかに1世代は違う若い彼らはJAZZといってもすでにロック文化の洗礼をたっぷり受けた後でのJAZZだ 同じ4ビートをやってもその底にあるアグレッシブさがにじみ出てくる 思えばJAZZも色々な時代で色々なものと出会って色々に変化してきたわけででもその底にあるのはやっぱりJAZZなんだねえ
3番目に登場したのはまさに今日のために編成された海の日カルテットというバンド カルテットと言うけどg,b,dsにsax,tbの5人編成 彼らの楽器編成もスタイルもJAZZっぽいんだけど・・・ここまでくると本気でJAZZが好きな人は怒るかもしれない つまりかなりいい加減・・・いや、そうじゃなくていい意味でゆるくてポップなのだ 今日は主にブラジル系の曲が多かったが、なんか楽しくっていいんじゃないこういうの 普段はやまもるフォーゼ という名前でも演奏しているのだよね
さて、もはやJAZZという原語はここらへんまでくるとどんどんぼやけてくるだろうなあ 最後の出演者はsolo Emmaという女性ピアニスト ベースのサポートを入れての演奏はジャズっぽかったりポップだったり・・・それより彼女のなんか妙に人懐こいキャラクターとちょっとセクシーなマリンブルーの衣装のほうが大事だぜえ 昔昔・・・きっとニューオリンズの酒場あたりでピアノ弾き語りの女性歌手がいたらこんな感じだったんじゃないのかなあ  辛い一日を忘れる酒と音楽・・・それが同じくらい大事だった時代と場所 JAZZはまさにそういう所で生まれたんだよね

・・・そして高円寺ライブハウスの夜は・・・

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