ボーダレス       15日

今日最初の演奏者は  無農薬ローリングカタマリーズオーケストラ 久しぶりの登場だ それには訳があって彼らは毎回30数曲を(1曲がすごく短いのだが)演奏するのだが、毎回新曲・・・というか新ネタを披露する 同じものは2度とやらない だから曲が溜まるまではライブができない・・・そういうことだ 編成は vo , g/cho , アコーディオン、パーカッション、大正琴 の5人 セッティングが済んだ彼らのステージはまるで潜水艦の操舵室みたいになる さて、演奏がはじまった 今日は全部で37曲 相変わらず短い曲がほとんど、なかには俳句よりも歌詞が短いものもある その中で今日は彼らにしては「長編」と言える曲がいくつかあったが「星のおわりによせて」という曲はちょっとシュールなSFドラマのような叙事詩で面白かった 「スナイプ」という曲では毎回強烈なインパクトを放つアコーディオン嬢のパフォーマンスが炸裂! いやあ、今回も面白かった!
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2番目に登場したのはペンギンハウスには初登場の g , b , ds のインストトリオ electrick junk だ

インストユニットというと大体地味なイメージが浮かんでしますのだが、彼らの・・・とくにギターの演奏が華麗で楽しませてくれる演奏だった ちょっとジェフ・ベックを思わせるようなギターワークとポップなようで所々「インプロ」な要素も取り入れた演奏はスリリングで飽きなかった 正直演奏が終わったら「え、もう終り?」という感じだった
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3番目に登場するのはこれも久しぶりの マラカスクエスチョンズ だ 打ち込みのサウンドにギターとキーボードそしてトーキングモジュレーターを通したボーカル(ボイス)で「ボブ・マーレイ」の曲ばかりをやるというちょっと変わったスタイルを持つ彼らの演奏にはファンも多い そして思い切りサイケにした今日の照明と彼らの演奏・・・いやあ、盛り上がってたねえ ほかのバンド聴きに来てたお客まで大騒ぎの今日のペンギンハウスです
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今日最後の演奏者は b/vo , g , ds のユニット クズ男 だ

そういえば彼らも久しぶりかな そのあいだにレコーディングをやっていたそうで今回は4枚目のCDのレコ発もからんだライブ それもあってか今日の彼らのライブは勢いがあった クズ男松本のあい変らずハイピッチで叫ぶような歌い方は今日の客席からすごい声援を浴びていた もう「今日はこのバンドを観に来た」なんてのは完全にボーダレスになっていた 松本だけでなくギターのノリボーイにもドラムのツノダにも声がかかる その声に応えてツノダがこんなことを言う「元々歌うたいの僕は歌ってるつもりでドラム叩いてます」いいなあ 益々客席から声援がかかる そして最後のアンコールには慣れてないクズ男がうろたえる場面も いやあ、なんかホットで暖かくていいライブ 今夜のペンギンハウスは完全に「ボーダレス」になってた
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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