ギタリスト同士は    23日

今日のペンギンハウスライブは 全員男性、全員弾き語り・・・いやいや・・・なかなか中身の濃い顔ぶれだった

最初の演奏者はエレキギター1本でどこまで重量感のあるサウンドを創り出すか、そのコンセプトをずうっと追求し続けている孤高のシンガー SHOTGUN BLADE だ

ギターの抱え方から衣装から歌い方まで・・・「ワンパターン」と言われるかも知れないが彼がずうっと追求しているものはいずれ大きな巌をかち割るような気がしてしょうがない  それがいつかは、まだ誰にもわからないのだけど
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そして2番目に登場したのは、こちらもずうっとコンスタントにペンギンハウスに出演し続けている コイズミツトム だ

そういえば彼もいつもここで演奏するときは柔らかい柄のチエックのシャツと決めている・・・(のかな?) 一見無造作に弾いてるようにも聞こえるそのギターワークは実はすごく綿密に創られた彼の楽曲の一部を的確に捉えている オリジナルもいいのだが、たまにやるカバーも選曲のセンスのよさにいつも感心するが、今日は京都にいるシンガーソングライター「オクノ修」の「夜はそこまで」という曲・・・これいい曲だなあ
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そして3番目に登場する タケヤリシュンタ・・・じつに久しぶりの登場だ

と言うのも2年前に彼が仕事の都合で名古屋に引っ越してしまい、そのあと2013年の7月に企画ライブでここに出演して以来の久しぶり なんだか無性に懐かしかった

なんでも今は実家の岡山にまた移って今回は大阪、名古屋、浜松、東京・・・と回るツアーでこちらに来たそうだ

彼のアコースティックギターのサウンドに対するこだわりとその柔らかだけどしっかりと芯のある歌い方が僕は好きなのだが、久しぶりに観る彼はまた年輪2つ分しっかりと幹の太くなったギタープレイと歌、そして新しく手に入れたというTAYLORの「GS-mini」がじつにしっくりといい音で本当に久しぶりにタケヤリライブでちょっと背筋がぞくっと来たよ
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そのタケヤリの演奏を観て同じギタリストとしてこの人も絶対にゾクっときたと思う・・・最後に登場したのはやはりアコースティックギタリストとしてひとつの大きな峰を作ってる 山田庵巳 だ

それもあってか、今日ステージの登場した彼は最初からずうっと淡々と自分のオリジナルで織り上げる緻密な庵巳ワールドをきちっと創り出していた

時によってはなんだか突飛な方向へすっ飛んでしまうこともある彼のライブだが、今日はもしかするとタケヤリに対するリスペクトが含まれていたのかも知れない

でも、最後のほうになってやってくれた 前回もやったのだが、高円寺に対する彼の独得な愛情表現(?)をこめた歌・・・そして最後は「僕は常に何か新しいことをやらなきゃいけないんです」と言ってやったのがこの曲・・・「めだかの学校」 う~ん、そこへ行ったか!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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