今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者はギター弾き語りのソロシンガー HEART OF SILVER だ
彼はアコギにエフェクトをかけて思い切り”歪ませた”ギターサウンドで凄まじいビッグサウンドとグルーブを生み出す・・・名前だけを見ると「バンド？」と思う人が多いようだけど、彼はそのアコギ１本でロックなバンドサウンドを目指している
そして彼のオリジナル曲はストレートで今の青年らしい朴とつさと優しさでできている
「こんな・・・世界に・・・俺は歌わずに居られない・・・」本当にそうだよなあ・・・
今日２番目の演奏者・・・そうそうここからはすべてインストユニットになる・・・は木下徹＆安威俊輔＋竹内信次
木下（ag）、安威（wb）、そして竹内（mandolin） いつもはアコースティックなサウンドを身上とする彼らの演奏だが、今日はゲストに三星章章紘（per）が参加
それもあったのかも知れないが今日はリーダーの木下はFENDERのエレキギターを持ってきた
そして彼らの今日の演目は１６ビートのファンクっぽいものが多かった まあキノシタのギターがうるさいこと（笑） 久しぶりの「やんちゃギタリスト」ぶりが弾けて・・・そして途中のMCでやはりB・B・Kingについて触れた彼の話はうーん「深い」だった
いつもとちょっと違う顔を見せてくれた彼ら・・・これも面白い！
今日三番目の演奏者はPan-T
メンバーは小西弘人（steel pan）安威俊輔（b）堀口隆（ds）田中裕之（p） というペンギンハウスではそれぞれお馴染みのメンバー そうなのだ ベースの安威はそのままステージに居残りだ
スティールパンはちょっとビブラホンにも似ているが強く叩くと音が歪む やってる曲はJAZZのス タンダードなのだが１味も２味も違う なんかプリミティブなジャズって感じだなあ
そう、今日の彼らも思い切りはじけてたなあ
そしていよいよ最後の演奏者 本日のメインイベントだ
それは DBS3
ペンギンハウスとはもう長い付き合いになる彼ら ハラ☆タカシ（g）、大橋とおる（b）、福島紀明（ds）のインプロ系インストトリオだ
その彼らが今日はなんとこのペンギンハウスで初のライブレコーディングをするのだ
そのためにレコーディングエンジニアの馬場さんが今日は参加 オーディオインターフェイスの先にはラップトップパソコンがある
それだけで僕にも緊張感が伝わってきてしまう 今日のDBS3のレコーディングでは僕は卓の方ではゲインオーバーにならないように気を付けていればいいだけなのだが、それだけでも緊張するのだ
ましてや「当事者」の彼らはなおさらだ
最初の１曲目・・・いつもの彼らにしてみると硬かったなあ（笑）
普段の彼らだったら絶対しないようなミスプレイも出て演奏をやり直すなんて場面もあって・・・いやあ、これだからライブレコーディングって奥が深いんだよなあ・・・お疲れ様でした
でも最終的にはいいライブだった！いやいや・・・疲れたよ～！
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
