箱ものかあ       28日

まだまだ残暑がきびしく長い・・・いつまで続くのだろう でもこの時期、切る間はセミがジンジン鳴いて夜になるといつの間にかコオロギが鳴き始めてる やっぱり少しずつは動いているんだろうね さて今日のペンギンハウスはアコーステイック系の出演者が集合した・・・ん?アコーステイックかな 微妙かな・・・微妙だな
トップは弾き語りブルースボーイ泥窪が登場 今日の彼はギターソロが冴えてた フラットピックでコードバッキングを弾くときはいいがソロはけっこう難しいんだよな リズムキープがしっかりできてないとどこにいるのかわからなくなることがあるが最近の泥窪はだいぶ良い感じでキープしている

今日2番目は久しぶりの登場ららばいてりい&さっちん てりいは最近は「たたずみ」という詩人たちとのコラボユニットでよく出演しているが元々の相棒さっちんとのduo さっちんは今までベースを弾いてたが今日はボーカルに専念 そのぶん歌の力がパワーアップ さっちんのちょっと不安定だがぐわーっと勢いが出たときの歌はいいねえ それにしても動きが変だ(笑)天然なんだろうけどなんか自由すぎて面白いな てりいの方は持参した古いリズムマシンがなかなか言うことを聞いてくれなくて困ってるところがまた彼らしい なんか面白いんだよなあこのユニット あと、曲の歌詞がいいんだよね 訳詩がいいね

そして3番目の演奏者はギターの弾き語りのコイズミツトム 彼の作る歌世界は本当にゆったりと落ち着いた深い椅子にゆっくりと腰をうずめて聞きたくなるような曲ばかりだ それは彼の柔らかな物腰や喋り方と自然に溶け合っているようでこの無理をしないという姿勢のようなものが聴く側にほっとするような心地よさをくれるんだろうなあ 決して派手ではないけどいつもいいものをくれる男だ

そして最後を締めるのはペンギンハウスでもエンタテイメントといえばこのユニット 半バナナの登場だ いいボーカリストでソングライターのハヤシと凄腕ベーシストのヤスイ この二人が作る世界はもちろん地球外から来た宇宙人という設定だけじゃなくて衣装も演出も とにかく聴く側を目いっぱい楽しませてくれる 「サワーチャンス」や「半バナナのテーマ」という曲ではわがペンマスの亜郎まで参加して盛り上げるお約束もあって毎回ペンギンハウスはなんだか楽し~い世界になってしまう ところでそのハヤシ王子が言ったので気がついたが今日の出演者ギターは全員「箱もの」セミアコギターでした そういえば僕も持ってるのだが最近全然触ってない 今夜あたり触ってみるか

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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