弾き・語る 19日

さて、いよいよ今年も残りわずかになってきてしまった 今日の出演者は全員弾き語り しかし一口に「弾き語り」と言ってしまうのはどうなんだろう・・・それぞれが自分の歌と楽器だけでその世界を生み出す作業・・・簡単に言えてなかなか言えない部分もある どう世界を見てどうそれを切り取ってゆくのか・・・そのことをどれだけのエネルギーと感性で作ってゆくのか・・・今日出演した4組はいずれもその自分だけで切り取った世界を見事に見せてくれるシンガーたちばかりだ 全員今日がペンギンハウスへは最後の登場 では今日19日(火)のライブレポート・・・

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はコトナシソ ギター弾き語りシンガー いつも心の奥底から絞り出すような情念と声 そしてギターはときにはブルースのように地を這うような音を響かせる バンドというスタイルを持たない彼の唄にはボーカルもギターも目一杯なところまで持っていかなければ辿り着かない風景をいつも目指しているようだ

2番目に登場したのはヨシアシコ 女性弾き語りシンガー 彼女の独特なギタースタイル、そしてオリジナル曲も独自の世界を持っている それを今日はあえて封印してなんとすべてカバーばかりの今日の演奏 ・・・というのも今年1年のライブで彼女は必ず「今日は何の日」というコーナーを持っていて、色々なその日にちなんだ曲を演奏したのだが、今日はそこで歌った曲をダイジェストで聞かせてくれた 来年もまた何をやってくれるか・・・楽しみだ

3番目に登場するのは田島章年 彼とギターはいつも一心同体 歌が深いところに突っ込んでゆくときその先がどこであれ、彼のギターはぴったりとそれとチェイスしてゆく ときには歌の一歩先に居たり・・・声とギターの音は深く強い絆を結んだままどこまでも歩き続けてゆく

そして今日最後の演奏者はLOI もうこの人の歌は声を聴いただけで聴き手はやられてしまう これでもかという爆音のギターをまるで荒馬に跨る武者のように軽々と乗りこなすように彼の歌は疾走する ギターもただシンプルにストロークしてるだけなのに・・・なんていう説得力なんだろう やっぱりギターも歌っているのだ!

今日の4組・・・それぞれがまったく違う世界を見せながらいつも客席を引っ張って行く

来年もこういう歌が一杯聴きたいな よろしくお願いしますね

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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