眠気もさめる    29日

なんだか今日はやたら眠い 実はつい2,3日前までずうっと不眠症っぽくなっていて・・・というのも実はあのロンドン五輪で女子サッカーの試合を無茶苦茶眠かったのを根性でガマンして観てからなんか体内時計が完全に狂ってしまって・・・一日4~5時間くらいしか寝れないというのが続いてたのだがちょっと薬のお世話になったらようやく眠れるようになったのはいいが、今度はなんだかやたらに眠くなるという状態になってしまっている だから実は今も睡魔と闘いながらこの文を書いている・・・まあそんな話はどうでもいいのだが でも今日のライブはそんな眠気をすっかりぶっ飛ばしてくれるような密度の濃いハイレベルな演奏がてんこ盛りだったのだ
最初の演奏者はペンギンハウスでは知らない人がいないという福島ピート幹夫が参加するエソギエという3人組みユニット ピートのベース「(普段はサックスだが)とドラムは中里敦そしてリーダーはバリトンサックスの山中ヒデ之というメンバー 4ビート系だがなかなかアレンジとか曲想とか凝った曲が多い それにしてもバリトンサックスの音はボトムが太いし人間の声にとても近いなあ あの低音部分の「ブオ~ッ」という音はハラに響くね 気持ちがいい!女性のお客が多いのもそのせいかもね・・・理由は言わない(笑)


ハラといえば次に出たトリオ(今日は皆トリオだった)はhara’s session リーダーのハラタカシを核にして毎回色々なメンバーを呼んでのセッションだが今日は奥津健介(ds)に椎名達人(b)というメンバー 椎名はなぜかベースでなくギターをオクターバーを使ってベースアンプから出すという裏技を使用 その音はなかなかエキセントリックで面白いサウンドだ その3人であの研ぎ澄まされて切れ味のいいそれでいてドラマチックなハラギターは縦横無尽に今日も飛び回る 途中オクターバーのバッテリー切れ(?)で音が出なくなるというアクシデントもあったが最後までちょっとスリリングでダイナミックな演奏は皆を楽しませていた

今日は女性のお客が多いなあ・・・と思ったらこのバンドのせいかも知れない 日本トリオというユニットのリーダーの金井貴弥はギターもボーカルもとにかく色気がある それも嫌味じゃない色気でブルースをうまく自分流に解釈したギターフレーズもいいね そしてトリオに途中でゲストで参加した土屋ナナミという女性ボーカルもパワフルでソウルフルでいいパフォーマンスだった おお!出た Stormy Monday!

色気といえば最後に出たcracks&rabbitsも負けてないかもね ボーカルのコバヤンの声はわりとハイトーンだが艶があってよく通る ひとつひとつの歌詞を丁寧に伝えることにけっこう神経を使ってるみたいで・・・だからかな 歌詞カードの字がやたらでかい(笑) もちろんむちゃくちゃ早弾きのようでいてそのギタープレイにも同じことが言える ペンギンハウスでもいつも最高なライブをやってくれる そして今夜も当然のようにアンコールが・・・時間はもうかなり遅いが・・・誰も帰らない

・・・こうして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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