今日15日は旧暦のお盆、東京は人が少なく・・・なってるのかな?高円寺は少なくともいつもより静かだ 猛暑日でこそなかったがまだ暑さの真っ只中、今日は昼間錦糸町まで行ってきた
うちのバイトさんのセキリカが所属するユニット「たおやめオルケスタ」の野外フリーライブがあるというので”のこのこ”出かけたのだ ビルの2階のオープンテラス・・・かなり広い場所・・・だけど、そこにはぎっしりと詰め掛けたお客さんの人垣で埋め尽くされていて、少し遅めに到着した僕は最後部で背伸びしてやっと見れるような状態・・・あとで「9000sonics」の神沢さんも来ていたことがわかったのだが、そのときはとても判るような状態じゃない その中で「たおやめオルケスタ」の皆さんはビル風に苦しめられながらも熱演!最高なパフォーマンスを見せて(人垣の隙間からだけど)くれた トロンボーンのセキリカ・・・カッコ良かったぞ~!
錦糸町の駅前にはあちこちに演奏ブースが作られ音楽やダンスのパフォーマンスが開かれていた そういえばこのあたりは戦時中一番空襲の被害のひどかった地域だ
多くの魂を慰める意味もあったのかも知れないね 色々まだやってたけど・・・ヤバい、もう高円寺に戻る時間だ!
さて、高円寺に戻って今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者は SHOTGUN BLADE
彼の歌う言葉に込めるパワーと情念はいつもすごいのだ そして演奏の中のワンフレーズをとても大事にする姿勢・・・曲の終り、”ジャーン”とギターを弾き終わってからの「残心」にこれだけこだわるプレイヤーも少ないと思う
2番目の演奏者は クズ男solo
そう、b/vo,g ,dsのトリオユニット「クズ男」のb/vo のソロバージョン ふだんバンドをやっているミュージシャンがいきなりソロでやるのにはかなりの勇気と思い切りが必要なのだと思う
そして彼、”クズ男”ことマツモトはそれを立派にやってのけた なんだろう・・・このベースの音の太さと深さは・・・「一生懸命練習しました」・・・わかる!その演奏を見ればわかる
そのベースは彼の歌と一緒に見事に歌っていた その彼のTシャツの胸にはこの文字が・・・「HONEST」
3番目の演奏者は ラリー・フラムソン
東京在住のアメリカ人弾き語りシンガー ブルースやラグタイムを基本に彼の持ち味のユーモアで歌われる日本語のブルースは最高に楽しい オリジナル曲は英語だったり日本語だったり
最初はソロでの演奏・・・そして終り近くになってゲストプレイヤーが加わる ウォッシュタブベースのミツイともう1人はドブロギターで参加のジミー矢島 ・・・アッ、写真が無い しょうがないよね(笑)
久々にラグタイムブルース・・・昔はよく一緒にやってたのだ
そして今日最後の演奏者・・・「終戦の日」といえばやはりこの人だろう Tatsya Inagaki
いや、今日だから彼がそういうライブをするわけではない 彼は常にその姿勢を崩さずにいる 「死んだ少女」も「原爆許すまじ」もその意識はいつも彼の中にあるのだ
そして今日も駆けつけてくれたハーディガーディ奏者のTOMOとのフリーセッション・・・良かったなあ~