明と暗      30日

今日は自分が参加している仲田修子バンドのリハーサルだった 来月の27日が本番なのだがリハは初日からガチンコだ お気楽モードじゃとてもこなせないのだが・・・指がヤバイ! 最近あまりギターを弾いてなかったのが原因なのだが左手のギターだこがすっかりなくなってる 指先が柔らかいにもほどがある 前はこれくらいのブランクでそんなことにはならなかったのに・・・体が軟弱になってきたのかなあ・・・とにかく指が痛い これはマズイ ちょっと集中特訓しなくちゃ 今日の出演者はそんなことはまずないんだろうなあ・・・見習わなくちゃ
トップは若手のプレイヤー月になって 彼は最近パフォーマンスというかエンタテイメントに力を入れてるが今回もまたまた面白いステージングだった まずこの眼鏡はなんだ!? おまけに奇妙なダンス(笑)いや笑っちゃいけない 彼は真剣なんだ 毎回なんか楽しんでもらえるようにと色々考えてくるんだが、僕は彼が作るループサウンドの音作りのセンスがポップでファンキーで好きだ 今日もいい演奏をしてくれた・・・これこそサブカルチャーって感じだなあ この明るさはいい

2番目は・・・こりゃなんだ! 名前からして尋常じゃない 喉笛チエインソ2という変なユニットが登場した なんて言っちゃいけないが何だろうこの奇妙さは 「ポップスです」とリーダーの羽賀和貴はそう言うが・・・そうなんだ、このバンドは普段ソロで出演する彼が率いるユニットだ 編成はg,b,dsにおもちゃのようなサックスそれにボーカルというかボイスの女性・・・この女性がなかなか強烈な個性と世界を作り出す サックスもいい雰囲気だ そのバンドサウンドに乗って羽賀の世界がさらに倒錯的に(?)広がり深まる それにしても普段ガットギターを弾いてる彼がフライングVとは・・・しかもむちゃくちゃ弾きまくる そうかあ 羽賀ワールドの全貌がやっと見えたような気がするなあ・・・え?まだ先があるの?

この次の出演者からステージの照明がぐっと暗くなる 演奏もそんな感じかなあ 闇の中から轟いてくる地鳴りのようなサウンドを作り出すのは川口雅巳&ニューロックシンジケイト 彼らのサウンドはとにかくヘビーでダークだ 真一杯パワフルに元気よく地底のマントルのような怪しい光を放ちながら・・・ドラムもベースもギターも無茶苦茶アグレッシブだ それなのに聴き終わったあとのこのすっきりした気分はなんだろう 思い残しのない演奏 それかなあ 最後の曲では次に登場するらりはが加わって・・・大爆音だったぞお!

そういうわけで今日の最終演奏者はらりはsolo この人の演奏を聴いてていつも思うのはとにかくギターという楽器をなだめつつしごきつつ・・・彼にとってのギターってきっとイコール「人生」か・・・こんなことを簡単に言ってはいけないけどらりはギターはそれくらいの重さを持っている しかし、本当にギター1本でこれだけの世界を作り出せるんだからなあ あのまったりとしたボーカルとギターは本当に「一体」だ 今日指のことでかなりメゲてた僕は念のため聞いて見た
「らりはさんは大体毎日ギター弾いてるんですか?」 「そうですよ」・・・やっぱそうかあ~
僕も頑張らなくては・・・それにしても「暗くして」と言われて照明を落としたステージ 写真は撮ったが・・・ほとんど何も写ってません(笑)最初の月になってと見比べてみて!・・・ははは

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった

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