昨夜は雨が降ってまだお昼ごろまでは道路も少し濡れていた今日 ３連休の真ん中の１１日
ペンギンハウスライブはそれぞれ個性豊かなバンドが４つ登場した
最初の演奏者はvo/g ,vo/g ,b/vo,vo/dsという４人編成のユニットの ハツ
妙な脱力感とゆるさ・・・そして、誰がリードボーカルともいえないような歌のつながり方・・・そこから出るコーラスのハーモニーが気持ちいい彼らの音楽は不思議な感触でこの店の空気をゆったりとかき混ぜる
４人の声が混ざるとそこにはなんともいえない独特の香りが醸しだされる
一見造作ないような曲の作りも実は巧妙な構成でできあがっているのも彼らならではだ
２番目に登場したのは クズ男
b/vo,g ,dsのトリオユニットだが今日はクズ男（b/vo）、ノリボーイ（g） の二人組み
それにノリボーイはいつも使ってた「ファイアバード」ではなくギブソンの「J-160e」というアコギでの演奏だった
このギター、初期のビートルズが使っててよく知られているけどフラットトップのJ-45のボディーにマグネットピックアップが付いていてボリュームとトーンコントローラーも付いている
音はフルアコのピックギターに近いんだけどやはりボディーがあるぶん普通のエレキギターに比べると倍音が出る そのぶんサウンドに膨らみと深みが出てくる
今日はその音を得てクズ男のサウンドも一味違って聞こえてきた 彼のいつも喉から絞り出すような叫ぶボーカルは替わらないのだけど、それをギターがいい感じで受け止めていた
これにドラムの入ったサウンドも聴いてみたいな
残念なことにこのときちょうどカメラのバッテリーが切れてて写真が撮れなかった！
前回の彼の姿と「J-160e」の姿で・・・ゴカンベンを
３番目の演奏者は久しぶりの登場g/vo , b/cho , ds のトリオユニット flight rocks
もうばりばりのロカビリーをやる彼らのスタイルはエルビス・プレスリーのミシシッピ的な歌い方も勿論だがそのバックであの名ギタリスト「スコッティー・ムーア」が弾 いていたギ ターサウンドまでを同時に聴かせてくれるんだからゴキゲンだ ドラムは前回から女性のドラマーがスタンディングでのプレイ・・・いかにもオールデイズぽいファッションがカッコイイねえ！
本当にゴキゲンなロカビリー・・・客席にはちびっこも大勢いたのだが、皆楽しんでいた
そして今日最後に登場したのはペンギンハウス初登場のサトル
g/vo , b/vo , ds のトリオ ベースはこちらもウッド そしてなんと彼らもロカビリーバンドだった
前のバンドと違ってこちらは日本語のオリジナル それにしても勢いのいいバンドだ あまりオールデイズを意識はしてないようでけっこう今っぽい むしろパンクに近いかな
でもやはりカントリーギターっぽいギターソロとかスラップベースとかツボはしっかりと押さえている
まあ威勢のいいバンドだったなあ～ というわけで今夜はロカビリー２連発でした
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
