パフォーマンスの幅      2日

雨が降った 熱されていた大地が冷やされて今日は急に涼しくなった 本当に久しぶりにエアコンなしで眠れた やっぱり違うよなあ自然の涼しさは このまま秋になれえ!
さて、今日のペンギンライブは「芸の幅」という点ではすごかったなあ・・・内容も濃かったよ!
最初の出演者はペンギンハウスでも一番のニューフェイスかもしれないタナカタツ 前回に続いて今回も演奏をしながら絵を描くというライブペインテイングを披露 前回のときに僕が「絵を描いているときは間はインストのほうがいい」というアドバイスを採用してくれた これがとてもいい感じで、彼の絵とサウンドがとてもよくシンクロしている感じだった 後半、友人の女性のポエムリーデイングを入れたり色々と工夫している まだ荒削りなところは一杯あるが毎回色々と進歩している これからが楽しみなアーテイストだ そして、今日彼がステージ奥の壁に貼った絵が実にいい舞台演出になった

2番目は打って変わってジジイ・・・いやそれは失礼!かなりよく熟した食べごろの旨みたっぷりのいぶし銀の・・・これくらいでいいかな(笑) とにかく新城ヒデキ、ヒロナリ、山下太郎という一人でも充分主役クラスのギタリストシンガーが3人揃って演奏しちゃうってんだから歌舞伎でいえば勘三郎、海老蔵、団十郎・・・って感じかな これは見応えあった! 大人の贅沢だったなあ あ、ユニットの名前は3人のイニシャルをとってH.H.T Sessionという 熟成されたワインのような大人の R&Bソウルで今夜は最高!

これで今夜は最高!だったのにそれをさらに「上塗り」するようなパフォーマンスが始まった ロックの神というか「鬼」が乗り移ったようなギタリスト上村秀右・・・今夜の彼の演奏というかパフォーマンスはすごかった! そうそう、バンドの名前はIGNORANTSという 3ピースのバンドだがこのバンドはすごいよ 何がすごいってとにかく秀右はむちゃくちゃやる ギターテクニックはもちろんすごいのだがとにかく暴れる こんなに動いてちゃんとギター弾けるんだろうか・・・と、余計な心配してしまうが、それをやってのけるから只者じゃない でも、あとで聞いたら意外な返事が返ってきた 「いやあ、今夜はザ・ショッキングと対バンなので思わず気合入っちゃいました」 終ったあとなぜか頭にシップを貼っている 聞いてみたらギターのボデイーを思い切り頭にぶつけたそうだ(笑)

その上村秀右をそこまで追い込んだザ・ショッキングとは女性二人のパフォーマンスユニットなのだが、とにかく彼女たちのパフォーマンスは毎回過激というより「危険」なのだ 体をはった演技というか実践なのでちょっと見ていて心配にもなるが今夜の彼らもすごかった
それでは写真の解説をして今夜は終りにします
1)テキサス(細いほう)が「なでしこサッカー」の活躍にちなんで頭で生のパイナップルをリフテイングするというパフォーマンス
2)続いてテキサスがCDを舐めてその味でどのCDか当てるという 本当にそんなことが出来るの?と思ったがほぼ完璧に当てていた
3)もう一人のハプニング(細くないほう)がなんでも割るというパフォーマンスでまずは風船を吹いて割る・・・これは序の口だった
4)今日は丸いもの何でも割るということで最後は瀬戸物の皿・・・これは大変だった 何度もトライするがなかなか割れない 最後は頭から出血しながらようやく成功 くれぐれも体を大切にね!

・・・こうして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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