まだ 熱い!    30日

いよいよ10月もあと2日 今日30日(金)のペンギンハウスライブはまたゼイタクな組み合わせだった

最初の演奏者は男性ギター弾き語りシンガー SHIM
タイトなギターワークとクールだが表現力豊かなボーカル 今をしっかりと見据えたそのオリジナルにはどっしりとした存在感がある

今日はこのあいだの27日が命日だったという「ル^・リード」にトリビュートでカバーを1曲

そこからはオリジナル曲へ ゆったりとしっとりとしたバラードが多い彼だがR&Bっぽい「ラジオ」それに最後にギターをオープンGにチューニングして演奏した「RED MOON」という曲、スピード感とパンチ力があっていい曲だった
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2番目は 9413 solo
vo/g ,b,ds ,perの4人編成のロックバンド 9413   そこのvo/gのアツシのソロバージョン

このバージョンライブで彼は実によく喋る それにはひとつ訳があって、彼のソロで演奏できる曲はカズが限られていておまけに1曲あたりの演奏時間が短い ノンストップでばあっとやってしまうと10数分で終ってしまうということ・・・でもそれだけではない 彼のなんか寄席芸人か結婚式の司会者みたいな独特のMCにはけっこう定評があるのだ ちょっとくすぐりを入れたりそうでなかったり・・・そうして妙な脱力感の緩さを伴った彼のステージングを引き締めるのはやはり質の高い彼のオリジナルだ カバーも多いのだがその中でオリジナルの世界が光を放つ
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そして3番目もソロシンガー・・・その名は たこボー
いつもは「たこボーband」や「hanTako」などのユニットでエレキギターを弾いて歌っている彼、そのギターワークの鮮やかさと切れ味には本当にみんな参ってしまうのだが、今日の彼はアコギを抱えそれもソロそれも座っての演奏

ギターはCat’s Eyes の「CE-60」というドレッドノートモデル このギターについてはまた別のコーナーで詳しく触れたいが、中古で友人から貰ったというがすごくコンディションが良くていい音だった

そのギターを弾きながらのきょうのたこボーの演奏はまたいつもと一味も二味も違っていた

まずボーカルだが、いつもはあまりリバーブなどは使わない彼なのだが今日は彼のリクエストで思い切り深くディレイを「エコー」のようにかけたサウンドで音を作った

そしてカバーにオリジナルを混ぜての演奏はいつものたこボーの世界に近いところもあったが、僕は初めて聴くあのP,P&Mのあまりにも有名な曲に自分の歌詞をつけた「明日T工業」という曲はある業界で本当におきたことを歌ったものだそうだがこれには皆大爆笑!

アコギで座ってソロでのたこボーライブ 新鮮なこともあったがやはりギタープレイも含めて(アコギもいいのだよ)最高なライブだった
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そして今日最後に登場したのは らりは+どろんこ+長谷川真子
もう神業としか言いようの無いスーパーギタリスト「らりは」 今回は長年のタッグを組むどろんこ(b)そして女性ドラマー長谷川真子(ds)とのトリオで登場

このメンバーで演奏するのはたしか初めてだとらりはが言ってたような気がする

二人のサングラスをかけたちょいワルおやじたちの不良な重たいロックサウンドをまるで軽々と受け止めて、見た目からは信じられないタイトでヘビーなビートで叩き返す彼女のドラムに僕は驚いてしまった

そしていつもよりさらに深いところまでマックスレベルを上げて演奏していたようならりはのギターはものすごい破壊力を持っていた

いやいやいや・・・本当にすごい演奏が今日は展開されていた 外はけっこう冷えてきたのに・・・ペンギンハウスでは今日も「冷房」を入れている
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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