そろそろ日暮れが近くなってきた 太陽が沈む前にどうしても行きたい場所があった
そこは清里駅からさらに標高で100mくらい登ったところ このあたりは「清泉寮」という元々「立教大学」が夏の保養施設として持っている広大な敷地の中に牧場や宿泊施設や幼稚園などさまざまな施設があり、ここを作ったアメリカ人の宣教師「ポール・ラッシュ」はまさに清里の「産みの親」なのだ
そこの下のほうにある「ビジターセンター」という建物・・・そこまで行きたかったが残念!時間が間に合わない 仕方なくその途中の牧草地に足を運んだ
ここは八ヶ岳がかなり広く見れるポイント 写真のはるか奥にぽつんとあるのが僕が行きたかった場所だが・・・すでに太陽はもう地平線ぎりぎりまで下がってしまった
これだけ近付くと主峰「赤岳」もぐっと迫力がある 例年の冬なら雪で真っ白なんだけど、今年は本当に少ない スキー場も苦労するんだろうなあ・・・そういえばそこでも働いてたことがあった
楽しかった八ヶ岳とのデートもここまで そういえば帰りがけいつも目にしていた清泉寮敷地の入り口に立つ門柱のようなものに書き込まれていた言葉を初めて読んでみた
「われ山に向かいて目をあげん わが助けはいずこよりきたるべきぞ」
そこにはそう刻まれていた 多分ポール・ラッシュの言葉なんだろうなあ・・・なんか胸に沁みた
さあさあ、またまた寒くなってきた ここからは登ってきた道を一気に降る
途中牧場の子牛と目を合わせ・・・急げ!目的地はもちろん
いつもの温泉だ 身体は冷え切っていた!
東京に戻る日になった
バス停までの道中、送ってくれるかみさんにちょっとお願いして寄ったところがある
そこは元「大泉村」にある「金生遺跡」・・・ここは縄文時代の中期ごろにあった集落の跡で、並べられた石(本物は地下に埋っていて見えるのはレプリカ)には宗教的な意味があったようでここで何らかの儀式とかが行われていたようだ
ここからは八ヶ岳も富士山も南アルプスもよく見える 特に「甲斐駒ケ岳」の眺めが最高!
さあ、たっぷりと充電もできたし 戻るとしますか もうバスの時刻が迫っている
高円寺ライブハウス ペンギンハウス