バラードな夜      22日

いやあ、ショックだったなあ・・・今日は早起きして病院に行ってたのだが、その待合の間にふとフェイスブックを見て知った「プリンス」の死・・・まだ57歳だったのか・・・若いなあ~

プリンスけっこう好きだったんだよね 一見売れ線のシンガーに見えるが実はブラックミュージックのルーツを深く掘り下げてた人で、ベースドラムとのトリオではまるでジミヘンみたいなギターを弾いてた人なんだよねえ・・・それにしても最近色々なミュージシャンが亡くなるなあ

さて、気を取り直して今日22日(金)のペンギンハウスライブ

最初の演奏者は 落合謙司

髪の毛を切りさっぱりした風貌でステージに現れた彼 今日はギターのチューニングに苦労しながらもそれもちょっと笑いを取るネタになってしまうところがこの人の魅力なのだろうね なんだかほんわかした優しい空気になっている今夜のペンギンハウスだ 彼独特の感覚で組み上げたPOPが聴いてて気持ちがいい 最後の曲では立ち上がっての演奏だ
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2番目の演奏者は ウエクサユウジ
彼は「ウエクサユウジバンド」というバンドでの活動もしているが、今日はアコギを抱えてのソロ演奏 その独特な不思議な温かみとリアリティーのある歌い方にはすごい説得力がある 噛めば噛むほど味が出てくるのだ とくに今日はしっとりとしたバラードが多かったなあ~こういう曲調でも彼らしい味がたっぷりと出てくるのだ もうすぐ50歳になるというウエクサ・・・自分に向けた(?)バースデイソング・・・良かったなあ
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3番目に登場するのは  ねぎ裕和
ロックユニット「KORAKORA」のギター&ボーカルの彼がガットギターを抱えての弾語りだ これがまた素晴らしいギターワークに暖か味のある声のボーカル・・・これがいいのだ!

ボサノバスタイルが多い曲 歌がじんわりと染み込んでくる 彼もプリンスのファンだったそうでそのプリンスに捧げて歌った曲・・・それはやはり先に亡くなった日本の素晴らしいギタリスト「山口富士夫」の曲・・・へえ、こんなに素敵なバラードも作っていたのだねえ ねぎが歌うとまたとてもしっとりとしたいい曲になっていたようだ
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そしてこれだけゴキゲンな弾語りシンガーばかりが揃った今夜の最後を締めくくるのははるばる鎌倉から歌いにやってきてくれたこのシンガー 寺田町

今夜も上下黒を基調にした衣装に愛用のガットギターを口に咥えた音叉でチューニングしながら彼のステージは始まる

ステージの正面に立てられた1本のマイクスタンド そこにはコンデンサマイク・・・それもリボンタイプが1本だけ付いている 彼のステージはすべてこのマイク1本だけで行うのだ 限りなく生音に近く・・・それにこだわる彼の求める音がそうなのだ

そして今日はとにかくバラードが多かった じっくりとじんわりと染み込んでくる曲ばかりだった いい夜だなあ・・・生きているものは生きているということを充分に噛み締めようよ・・・こんなにいい夜だから
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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